こんにちは、ナオトです。
まず最初にお伝えしたいことは、できればこの手法は記事にしたくなかったということです。なぜかというと、こんなに簡単に勝ててしまうのか?と思う方が続出する可能性があるからです。
しかし、それでも記事にすることにしたのは、少しでも多くの方がFXトレードで資産を増やせるようになっていただきたいという考えが強かったからです。FX取引でなかなか勝てない方、トレードで悩んでいる方は必見の手法です。
もちろん勝率100%の手法は存在しません。ですのでそのことも十分理解しておいてください。しかし、ウォルフ波動をマスターするとかなりの勝率で勝てるようになります。今回は、僕が実際にトレードした様子も含めてウォルフ波動について説明していきます。
チャートパターンを覚えることだ
大事なんだね
そのためにもチャートをたくさん見ようぜ
Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade )
fa-checkウォルフ波動がわかる
fa-checkウォルフ波動の見つけ方がわかる
fa-checkトレードのやり方がわかる
トレード履歴も掲載しているので、実際に利用している手法なんだなということがわかって頂けると思います。
目次
ウォルフ波動とは?
ウルフ(オオカミ)ではなくてウォルフです(笑)
ウォルフ波動とは、チャート上で
fa-buysellads価格が上昇した分、下方向に同じ力が働く
fa-buysellads価格が下落した分、上方向に同じ力が働く
という原理を利用した手法です。ウォルフ波動は、物理学の『作用・反作用の法則』が為替相場でも成り立つという考え方をもとにしています。
作用・反作用の法則の「物体に力を加えると、加えた方向と逆方向に同じだけの力が働く」という考えをチャート上にもあてはめることができるというものです。
つまり、為替相場というもの自体がバランスを取りながら動いているという考えになります。ウォルフ波動を見つけることができれば、上昇した分これから下落していくことが事前にわかるというメリットがあります。さらにどこまで下落していくのかという値幅もわかるので、利益確定ポイントも悩まずに済みます。
ウォルフ波動の探し方
ウォルフ波動を利用したトレードをするためには『ウェッジ』というチャートパターンをみつけることから始めます。そのためには、チャートパターンを覚えておく必要があります。チャートパターンについての記事はこちらが参考になります。
fa-chain-broken【FX初心者】チャートパターンを覚えよう①【FXのはじめかたvol.9】
下降ウェッジからのウォルフ波動
水色が価格・ローソク足の動き、赤色のラインがどこまで価格が伸びるかを予測したものです。
fa-check1-3-5が直線上にあり、1>3>5と安値切り下げ
fa-check2-4が直線上にあり、2>4と高値切り下げ
fa-check上下のライン(オレンジ色)はともに右肩下がり
fa-check4は1よりも切り上がっている
特に、最後の『4は1よりも切り上がっている』というのがポイントです。
上昇ウェッジからのウォルフ波動
上昇からの下落するパターンは下降ウェッジと真逆になります。
fa-check1-3-5が直線上にあり、1<3<5と高値切り上げ
fa-check2-4が直線上にあり、2<4と安値切り上げ
fa-check上下のラインはともに右肩上がり
fa-check4は1よりも切り下がっている
特に、最後の『4は1よりも切り下がっている』というのがポイントです。
ウォルフ波動についての基本が理解できたと思います。ここからは実際のトレードでウォルフ波動を検証していきます。
ウォルフを使ったトレードのやり方
以下のチャート画像は、実際に僕が昨日(7月15日)トレードした際のチャートです。この日は夜の23時にカナダの政策金利発表がありました。なのでカナダ系の通貨ペアを狙っていました。
その中でドル・カナダドルの1時間足チャートを分析しようとしたときに、ウォルフ波動を見つけたという経緯です。上昇ウェッジからのウォルフ波動ですね。しかも、23時前くらいにピンク色の丸部分あたりに価格が位置していたので、正直言うとカナダの指標発表に合わせているのではないかと思いました。
なので、指標発表後は下落すると確信が持てました。
緑色の①・③・⑤が高値を切り上げています。⑤の高値がラインよりも飛び出していますが、多少の誤差は平気です。そしてオレン色の②・④の安値も切り上がっています。そして、④が①よりも低い位置にあります。
ウォルフ波動の条件にあてはまりますよね。最後に①から④に向けてラインを引けば準備完了です(赤色のライン)。
利確目標は、スタート地点(ピンク色丸部分)の直下にあるウォルフ波動ラインあたりを目標にします(水色丸部分)。
チャート画像をこの記事に載せた時間は、翌日7月16日の13~14時くらいの段階だったと思います。まだこの段階では赤色のラインに価格は届いていませんね。
僕のトレード履歴を出しておきます。
①がエントリー時間・取引ロット・エントリー価格です。②が決済時間・決済価格・決済損益です。取引時間表示は日本時間ではないので注意してください。
ウォルフ波動の目標価格に届いていないのに決済したの?と疑問に思うかもしれません。ある理由があって決済したのですが、その理由は動画で話していますので、気になる方は動画を見ていただきたいです。
fa-exclamation-triangleウォルフ波動の注意点
fa-check-circle天底で現れるチャートパターン(逆張りになる)
fa-check-circleウェッジの形に気をつける
ウォルフ波動の注意点として、チャートパターンが出現するのはチャートの天井圏や底値圏に出てきやすい形です。なのでトレード的には逆張りになるのでただウェッジの形なったからといってすぐにエントリーすることは避けましょう。
1-4ラインがきちんと引けているかどうか、あとは1点目・3点目の期間の長さ、3点目・5点目の期間の長さなどにも注意が必要になります。期間が長すぎると効果が薄れている可能性があります。
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ウォルフ波動の探し方のまとめ
fa-chevron-circle-downウォルフは作用・反作用の法則を利用
fa-chevron-circle-downウェッジというチャートパターンを利用
fa-chevron-circle-down逆張り手法
fa-chevron-circle-downウェッジの形が全部ウォルフになるわけではない
ウォルフ波動についてまとめました。FX取引で決まった手法やトレードルールを持っていない、またはFX取引に対して迷っていたり悩んでいる方は、まずひとつ、得意なエントリーパターンというものを探してみてはどうでしょうか?ウォルフ波動もその中の1つとして使ってみるのもありですね。