こんにちは、ナオトです。
FXを始めようとするときに、どのFX会社に口座を作ればよいか迷ってしまう事はありませんか?
そして、どういった基準で選べばよいのかわからない。こういった悩みを解決するために、ファイナンシャルプランナーである当ブログ管理人のナオトが、FX会社を分析し厳選した6社を比較してみました。
口座選びの参考になれば幸いです。記事の最後には、「戦略的に考えるFX会社の利用法」を、例として挙げておきます。
目次
比較するFX会社
1. DMM.com証券(DMM FX)【FX証券会社比較vol.1】
2. トレイダーズ証券「みんなのFX」【FX証券会社比較vol. 2】
3. セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」【FX証券会社比較vol. 3】
4. FXブロードネット「トラッキングトレード」【証券会社比較vol. 4】
5. 外為オンライン「i サイクル2取引」【FX証券会社比較vol. 5】
6. JFX「マトリックストレーダー」【FX証券会社比較vol. 6】
上記6社について、比較していきます。
口座数
口座数 |
||
70万口座 | ||
33万口座 | ||
18万口座 | ||
19万口座 | ||
54万口座 | ||
非公開 |
※ JFXについては、公式サイトでの口座数確認が取れないため、非公開とさせていただきます。
口座数を比較してみると、DMM.com証券が頭一つ抜けています。ちなみに、国内口座数No.1のFX会社です。
DMM.com証券(DMM FX)【FX証券会社比較vol.1】
取扱通貨ペア数/取引通貨単位
FX会社名or愛称 | 取扱通貨ペアの数 | 最低取引通貨単位 | 口座開設 |
20通貨ペア | 10,000通貨 | ||
27通貨ペア | 1,000通貨 | ||
25通貨ペア | 1,000通貨 | ||
24通貨ペア | 1,000通貨 | ||
26通貨ペア | 10,000通貨 | ||
24通貨ペア | 1,000通貨 |
取り扱っている通貨ペアの数は、各社そんなに大差ないですね。このぐらいの数があれば十分です。
最低取引通貨単位ですが、6社のうち4社が1000通貨単位から取引できます。
これは、FX初心者の方や、これからFXをはじめようと検討中の方には、とても有利な条件です。FX取引の始めるにあたり、取引に慣れるため、または、損失を最低限に抑えるために少額取引ができます。
fa-check-square1000通貨単位から取引可能なFX会社
fa-check トレイダーズ証券「みんなのFX」【FX証券会社比較vol. 2】
fa-check セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」【証券会社比較vol. 3】
fa-check FXブロードネット「トラッキングトレード」【証券会社比較vol. 4】
fa-check JFX「マトリックストレーダー」【FX証券会社比較vol. 6】
スプレッド
FX会社名or愛称 | USD/JPY(ドル円) | EUR/JPY(ユーロ円) | EUR/USD(ユーロドル) | 口座開設 |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips | ||
0.1銭 | 0.4銭 | 0.3pips | ||
0.2銭 | 0.4銭 | 0.3pips | ||
0.2銭 | 0.5銭 | 0.3pips | ||
1銭 | 2銭 | 1銭 | ||
0.3銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
外為オンライン以外は、各社トップクラスのスプレッド水準です。
スプレッドは、原則固定となっていますが、例外がありますので、注意が必要です。また、キャンペーン中などにより、普段よりもスプレッドが狭くなっている場合があります。FX会社の情報はチェックした方が良いですね。
とはいえ、「みんなのFX」(トレイダーズ証券)のドル円のスプレッドは最狭ですね。
fa-check トレイダーズ証券「みんなのFX」【FX証券会社比較vol. 2】
スワップポイント/高金利通貨の取扱い
FX会社名or愛称 | ZAR/JPY | MXN/JPY | TRY/JPY | 口座開設 |
110 | ✖ | ✖ | ||
120 | 120 | 75 | ||
70 | 140 | 80 | ||
110 | ✖ | ✖ | ||
50 | 50 | 85 | ||
150 | ✖ | ✖ |
※スワップポイントは日々変動しています。固定ではありません。
※TRY/JPY(トルコリラ・円)⇒1万通貨の場合
※ZAR/JPY(南アフリカランド・円)、MXN/JPY(メキシコペソ・円)⇒10万通貨の場合での表示です。
※スワップポイントの単位⇒円
※✖印は、その通貨ペアは取り扱ってないということです。
FX取引方法の一つとして、スワップポイントを狙って長期保有するトレードが人気です。高金利通貨の特徴は、新興国通貨が多いです。高金利という事は、裏を返せば、政治・経済状況といった地政学リスクがある通貨でもあります。
とはいえ、スワップポイントは魅力があります。ポジションを保有しているだけで、1日につき上記金額が入ります。
比較表をみると、3通貨ペアでスワップポイントすべてが上位なのは、「みんなのFX」とセントラル短資FXです。
fa-check トレイダーズ証券「みんなのFX」【FX証券会社比較vol. 2】
fa-check セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」【証券会社比較vol. 3】
各FX会社のセールスポイント
ここまでは、基本的な情報を比較してきましたが、各FX会社には、他社よりも上回る強みがあり、それぞれ違います。
そこで、個別に各FX会社のセールスポイントを見ていきます。尚、各FX会社を詳しく説明した記事がありますので、ここでは1つ、または2つくらいに絞って見ていきます。
DMM.com証券
fa-check-square 総合力No.1
FX会社の比較記事を作成する際に、かなりの数のFX会社を調査した結果、総合力で1番だと感じました。
スプレッドの狭さ、取引ツールが充実していること。また、顧客へのサポート体制(24時間対応がある)などを含め、口座数が多い理由も納得です。
トレイダーズ証券「みんなのFX」
fa-check-square 3つの強み
1つか2つに絞るといいましたが、3つになってしまいました(笑)
fa-check スプレッドの狭さ
fa-check スワップポイントが狙える高金利通貨ペアがそろっている
fa-check 1000通貨から取引ができ、FX初心者に良心的
セントラル短資FX
fa-check-square 取引ツール「みらいチャート」~相場予測するチャートを利用できる
fa-check-square 会員限定サービス「クラブ・オフ」を利用することができる
FXブロードネット
fa-check-square 自動売買取引機能「トラッキングトレード」を利用できる
fa-check 一回ご自身で設定をすれば、後は自動で取引してくれます
fa-check 取引手数料が発生するので、公式サイトで確認が必要です
外為オンライン
fa-check-square 自動売買取引機能「iサイクル2取引」が利用できる
fa-check ご自身の資金・好みに合わせ、簡単な設定をするだけで自動で取引してくれます
fa-check 3通りの取引方法がある
JFX
fa-check-square「ほぼリアルタイム経済指標」
fa-check 通常ですと、経済指標発表の時は、結果が分かるまでに2分前後かかります。JFXの場合は、ほんの数秒で結果が分かる
fa-check これだけでも、口座を開設する価値がある
fa-check-square 超人気の「MT4」が利用できる
fa-check 世界中で愛用されているMT4のチャートを口座開設すれば使えます
fa-check ただし、分析用に利用するのみで、直接チャート上からは注文ができない
戦略的に考えるFX会社の利用法
利用するFX会社⇒1社の場合
運用していく資金量や、取引スタイルなどを決めておくことが、FX会社を選ぶときの目安になってきます。なので、ご自身がどういった資産運用したいのかを、ある程度イメージしておくとよいです。
fa-check 取引目的にあわせて選ぶ
- 高金利通貨のスワップポイント狙いの長期保有⇒「みんなのFX」orセントラル短資FX
- 普通に裁量取引のデイトレード⇒DMM.com証券
- 自動売買機能を使って取引⇒FXブロードネットor外為オンライン
- 上記のような感じで取引目的が決まっているのであれば、自然と口座開設するべきFX証券会社が決定します。
利用するFX会社⇒2社以上の場合
メイン口座と、サブ口座に分けて資産運用していくのもありです。例を挙げると
fa-check スキャルピング取引+自動売買機能を使ってトレード
⇒「みんなのFX」+FXブロードネットor外為オンライン
といった感じで、1社ごとに、取引目的を替えてFX会社を利用していく方法もあります。
また、サブ口座をセントラル短資FXのように、会員限定のサービスがあるFX会社に口座開設し、株主優待に似た感じで、サービスを利用していく方法もあります。