【FX】第6回学習ロードマップ/効果的な勉強法【2種類の検証が必要】

こんにちは、ナオトです。

前回の第5回学習ロードマップでご自身のトレードルールは作れたでしょうか?トレードルールができたからといってすぐに取引を始めてる方は、少し待ってください。まだやるべきことが残っています。

やるべきこととは、トレードルールが本当に為替相場で機能するのかどうかをチェックすることです。FX投資ではこのことを『検証』や『バックテスト』などと呼びます。検証することでご自身のトレードルールが有効なものかどうかがわかり、FX取引する際の自信にも繋がります。

とはいえ、検証ってどうやればよいのかわからない。というFX初心者の方も多いと思います。そこで今回の学習ロードマップでは検証のやり方と、他では教えない本当に稼ぐためには2つの検証をする必要があるという事、また、2つの検証法について説明していきます。

トレードルールができた~
早速取引するぞ!

なお太郎
待て!待て!
そのトレードルールは有効なのか検証したか?

検証って何?
それより早くトレードしたい。
たくさん稼ぎたいんだけど・・

なお太郎
しょうがない奴だな。
相場で機能するかどうかチャートを使ってチェックするんだ。
まずはこの記事を読んで検証について勉強しておくべきだぜ。

FXについてつぶやいています。
Twitterナオト:(@fpnaoto_fxtrade )
この記事でわかること

トレードルールを検証する理由
トレードルールの検証方法
2つの検証方法

学習ロードマップ/効果的な勉強法はシリーズ記事になっています。第一回から読み進めていくと、より効果があります。

【FX】第1回学習ロードマップ/効果的な勉強法【FXの全体像を知る】


目次

FXのトレードルールには検証が必要

FXのトレードルールには検証が必要な理由の結論を言うと

FX投資で長く稼ぎ続けるため

ポイントは『長く』稼ぎ続けるということです。そのために、トレードルールを検証して稼げる手段になっているのかを把握することが大事です。

わかりやすい例を一つ挙げてみます。

例えば『風邪薬』。風邪をひいた時に飲む薬ですよね。この風邪薬を作っている製薬会社は、薬ができたからといってすぐに市販できるわけではありません。本当に風邪を引いた人に効果があるのかどうかをモニタリング(治験)します。そして、有効と判断した場合に厚生労働省に販売の認可を申請します。さらに厚生労働省が調査して有効だと判断されて初めて販売ができるようになります。

もしも風邪薬が完成して、効果も確認せずに販売できたとしたらどうでしょうか?本当に効果があるのかも疑問ですし、万一副作用でもあったら大変なことになってしまいますよね。FXトレードルールも同じことが言えます。

検証することで、どの程度有効なのかを確認してFX取引することが、長く稼いでいくためには必要な作業です。

デジカフェ

2つの検証の種類とやり方

トレードルールを検証するには2種類あります。ひとつは『予習』による検証のやり方。もうひとつは『復習』による検証方法。学校のテストを思い出してみてください。教科書で授業の予習をして授業を受ける。そして授業を受け終わったら復習する。

この習慣ができているとテスト前に一夜漬け、なんてことはしなくて済みますよね。

2020年12月25日に追記~こちらの動画でも検証について説明しています。

 

追記終わり

予習の検証方法

予習の検証とは過去チャートで自身のトレードルールがどの程度機能しているのか?どのような場面で機能するのかをチェックすることを指します。

移動平均線のゴールデンクロスで買い取引をするトレードルールの例を挙げて、画像で説明していきます。

赤色が短期の移動平均線。青色が長期の移動平均線。この2つの移動平均線がゴールデンクロスしたら取引するというトレードルールです。

白色の丸部分でゴールデンクロスが確定しています。そして過去チャートを調べて似通った場面をリストアップします。

画像1.2はいずれも移動平均線がゴールデンクロスしている過去チャートです。過去チャートをリストアップしてトレードルールが有効なのかを確認します。そして、同じゴールデンクロスでも利益を出しやすいパターン、負けてしまうパターンなどを調べていきます。これが予習の検証方法です。

復習の検証方法

復習の検証とは実際にFX取引を行ったあとにする検証です。この復習の検証をする作業は、自身のトレードを記録しておく必要があります。そのためにはトレードノートをつけましょう。トレードノートの具体的な書き方はこちらの記事が参考になります。

FXを攻略するトレードノート活用法【すべてを可視化せよ!】

復習の検証のポイントは

トレードルール通り取引できたか?
予習の検証とのズレはないか?
トレードルールの改善の必要性は?

主に上記の項目を確認していきます。

予習の検証では過去チャートを使いましたが、復習の検証ではリアルタイムのチャートを記録したものを使うと、とても効果があります。静止画や動画を記録できる便利なツールがあり、実際に僕も利用しています。

効果のある学習を目指したいのであればこのツールを使うのがオススメです。


【FX】トレード検証する時に取り入れたいおすすめツール【画像付き】

 

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2種類の検証法の必要性と違いについて書いてきましたが、検証は継続しないと結果が出てきません。なので焦らずに着実に検証作業をすることが大事です。短期間の間に資産が増えたとしてもあまり意味はありません。

長く継続して稼げるようになることがFX投資を行う意味があります。

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