【FX初心者】ファンダメンタルズ分析②【FXのはじめかたvol.20】

こんにちは、ナオトです。

『ファンダメンタルズ分析①』では説明できなかったファンダメンタルズ分析について説明していきます。

 

特に重要なものをピックアップしたよ

なお太郎
特に、政策金利は注意だぞ!
しっかり理解しておいた方がいいぜ

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FXに関する情報を発信しているよ

なお太郎
FXを勉強中の人はチェックしてくれよな

重要な経済指標はいろいろとあります。市場参加者がどういった経済指標をチェックしているのかを知ることは、ご自身が取引するうえでも大事になってきます。

それは、経済指標の発表により直接的に為替レートに反映される場合があるからです。

 

関連記事【FX初心者】ファンダメンタルズ分析①【FXのはじめかたvol.19】

 

関連記事【FX初心者】重要経済指標をチェックしよう【FXのはじめかたvol.21】

 

 

 

政策金利

金利の上下は為替レートの動きに正比例

各国の政策金利も重要な指標の一つです。政策金利とは各国の中央銀行が金融政策の手段の一環として設定する短期金利のことです。

日本銀行が設定するゼロ金利がこれにあたります。

金利が重要である理由としては、金利が上下動すると為替レートも上下動するという正比例の関係があるためです。

金利が上がった通貨はスワップポイントを狙っている投資家たちに買われ、その結果価格が上昇します。反対に低金利では下落しやすくなります。

そのためFX市場参加者たちは、各国の政策金利の発表に常に注目しています。

 主要国の政策金利

  • 日本(日本銀行)・・・・・・・・・・・・・・・・-0.10%
  • アメリカ(連邦準備制度理事会FRB)・・・・・・・2.25%
  • ユーロ(欧州中央銀行ECB)・・・・・・・・・・・0.00%
  • イギリス(イングランド銀行)・・・・・・・・・・0.75%
  • カナダ(カナダ銀行)・・・・・・・・・・・・・・1.75%
  • オーストラリア(オーストラリア準備銀行)・・・・1.00%
  • ニュージーランド(ニュージーランド準備銀行)・・1.50%
  • 南アフリカ(南アフリカ銀行)・・・・・・・・・・6.50%

※2019年7月時点

 

金利が変われば取引する通貨も変わる

各国の政策金利は中央銀行から定期的に発表されています。アメリカはFRBが6週間に一度、ユーロ圏は欧州中央銀行が毎月上旬に発表しています。

市場に参加する投資家たちの売買も、このタイミングに合わせてより活発になってくると考えてよいでしょう。

 

政策金利が発表される前後は
注意が必要だよ

なお太郎
為替レートが活発になるぞ

 

 

例えば、円の金利は低くほとんどの通貨に対してスワップポイントが獲得できます。しかし円売り・米ドル買いでポジションを保有しているときに、米ドルの金利が下がったとしたら、米ドルを売って金利が高いほかの通貨を買う動きが出てきます。

 

つまり売りの勢いが増してドル安が進行します。このように各国の政策金利は為替レートに影響を及ぼしていることがわかります。

為替レートは政策金利に対してとても敏感です。政策金利から今後の売買の戦略を立てることができます。

 

 中央銀行~国の金融の中核をなす銀行。日本では日本銀行、アメリカでは連邦準備制度理事会のことです。主に、お金の発行、民間銀行や政府の資金管理と貸し出しなどを行います。

 

 政策金利はどうやって決めるの?

金利を含む金融政策は、中央銀行内メンバーの多数決で決定されます。日本の場合、日銀総裁、副総裁2人、審議委員6人の多数決によって決定されます。会合の内容は、1カ月後に、日本銀行のウェブサイトにて発表されます。

貿易収支

貿易黒字国の通貨は為替レートが上昇

為替レートは国と国の経済力のバランスによって決定されています。なので国の収支を示す貿易収支も重要な指標になります。貿易収支は、輸出と輸入の差額のことです。

輸出が輸入より大きい場合は黒字、反対が赤字です。家電製品など輸出産業が盛んな日本の貿易収支は、2011年まで黒字でした。

 

一方、アメリカは輸出よりも輸入のほうが大きいため貿易収支は長年にわたり赤字となっています。

FX取引との関係では、貿易収支がどのように推移するかによって為替レートに影響が出ます。

貿易黒字が増えると円高ドル安が進行

貿易収支が黒字の国の通貨が上がりやすい理由としては、輸出品を売って獲得した外貨を自国の通貨に戻す必要があるからです。

例えば、日本は輸出品を売って米ドルやユーロを獲得しますが、その獲得したお金は従業員の給与や仕入れ、経費などを支払うために、為替市場を通じて円に戻す必要があります。

このとき円の需要が増えて、円の価格が上昇します(円高)。

 

なので、一般的には日本の貿易黒字が増えると円高になる傾向があります。また、貿易の多くは基軸通貨である米ドルで行われます。

そのため、貿易収支が黒字の国が増え外貨を自国の通貨に戻す必要性が高くなるほど、ドル安に動きやすくなる傾向があります。

 

 

消費者物価指数

 

消費者物価指数とは、消費者が購入するあらゆるモノ・サービスの価格を調べて、前年や前月と比べて物価が何%上がった(下がった)かを表したものです。

物価の上下動により変わる為替レート

ファンダメンタルズ分析では、モノとお金のバランスであるインフレとデフレも重要です。インフレはインフレーションの略で、モノやサービスの値段が上がる状態のことです。

デフレはデフレーションの略で、値段が下がる状態をいいます。為替との関連性はというと、物価の上昇(インフレ)と円安・物価の下落(デフレ)と円高がほぼおなじ意味になるということです。

また、物価の上下動は円安・円高を通じて輸出入の増加・減少にも影響を与えます。

インフレに向かうと通貨高になりやすい

消費者物価指数の推移をみて、日本がインフレに向かっているようであれば、今後円安に向かうかもしれません。インフレ時には金利が上昇することが多く、スワップポイントを狙う人の買いが増える可能性があるためです。

逆に、デフレと判断した時は、金利が下がるので、円高の要因と考えることができます。

インフレ・デフレの傾向をつかみ、このように予測に役立てることが物価に注目するポイントです。

ファンダメンタルズまとめ

金利と為替は連動する
政策金利は中央銀行が決定する
貿易黒字の国の通貨は上がりやすい
貿易は米ドルが中心
物価が変わると為替レートも変わる
インフレは通貨高の要因になる

ファンダメンタルズ分析はテクニカル分析とは一味違う分析方法でしたね。興味を持った通貨、あるいは海外旅行の際に訪れた国など、気になる国の経済・政治などを調べて取引に生かすというのも有効な方法です。

興味があればもっと知りたくなるのが当然のことですし、調べるうちにもっとその国について詳しくなります。そうすれば自然とその国の通貨の方向性が見えてくると思います。

テクニカル分析はチャートからのシグナルをいかに正確にキャッチできるかがポイントとなりますが、ファンダメンタルズはその国のデータをもとに方向性を決定します。
あなたが興味のある国、もしくは好きな国があったらぜひファンダメンタルズ分析をためしてみてください。

 

FX初心者の方が、FXのことをなにも知らずにトレードするのは無謀ですよね。FXの基本を勉強する方法として『本や書籍から学ぶ』ということも、効率的な勉強法です。まずは基本を勉強してから資産運用を考えましょう。

どういった本を選べばよいかわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。

 

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