【FX】チャート画面の複数表示は諸刃の剣?メリット・デメリットを理解しよう

こんにちは、ナオトです。

ネットなどでチャート画面をたくさん表示させてFX取引をしている画像や、動画などをみたことはありませんか?チャート画面を複数表示させているのをみるとプロの専業トレーダーみたいであこがれますよね。こういった画像や動画などをみて真似している方も多いかもですね。

しかし、やみくもにチャートを複数表示させたからといって勝てるようになるわけでもありませんし、複数表示させる意味もわからなければ、それこそ意味がないことになってしまいます。

そこで今回は、チャート画面を複数表示させたときのメリットやデメリット、複数表示する理由と活用法などを説明していきます。

僕もチャート画面は複数表示にしているよ

なお太郎
複数表示は慣れるとメリットがたくさんあるぜ

なお太郎
ただし、注意点もあるからどんなリスクがあるのか
理解しておこうな

FXについての情報をつぶやいてるよ
Twitterナオト:(@fpnaoto_fxtrade )
この記事でわかること

チャートを複数表示する意味がわかる
チャートを複数表示するメリットがわかる
チャートを複数表示するデメリットがわかる
チャートを複数表示して取引するコツがわかる

チャート画面の複数表示をうまく活用することができるとトレードチャンスの見極めや勝率の向上につながります。デメリットを把握してメリットを最大限に活かしましょう。

LINE証券

目次

チャート画面を複数表示する目的を明確にする

結論を言ってしまっていますが

チャート画面を複数表示する目的は何?

この答えをご自身が明確にしておくことが大事です。

僕の例でいうと、チャート画面を複数表示する目的は通貨の強弱きれいなチャートを見つけることが目的です。どの通貨が強くどの通貨が弱いのかを把握して、選んだチャートがきれいな波の形をしている場合にエントリーを考えます。

このように、複数表示させる目的を持っていればトレードにブレが発生しにくくなります。具体的な通貨の強弱の見極め方について知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

【FX】通貨の強弱を知って、利益が出る通貨ペアを探そう【必見!】

ちなみに、僕のトレード環境とチャート画面は以下の感じでFX取引しています。

トレード環境

チャート画面

モニター1画面に12通貨ペアを表示しています。

チャート画面を複数表示する最終的な目的はあくまでもFXで資産を増やすことです。ですのでチャート表示は1つだけで十分という方はその方法で良いです。自分に合ったやり方を選ぶことが大切です。

こちらの動画からでもご覧いただけます↓↓↓↓

 


チャートを複数表示するメリット・デメリット

チャート画面を複数表示する目的を確認しました。とはいえ複数表示の際にはメリットだけではなくデメリットが存在します。このデメリットを理解したうえで複数表示してFX取引に慣れていくと、FX取引の上達につながります。チャレンジする価値はあります。

チャート複数表示のメリット

通貨全体の相場状況が把握できる

チャート画面を複数表示する一番のメリットではないでしょうか。ひと目で相場状況が把握できますよね。円安なのか円高なのか。ドル安なのかドル高なのか、といったことがわかります。さらに、円安とひとくちにいってもその中でひときわ目立つ円安通貨や円安だけどそれほどでもない通貨なども見えてきます。

通貨の強弱もわかる

相場状況の把握と類似しますが、通貨の強弱がわかってきます。通貨の強弱がわかってくるということは、自然とトレードする通貨ペアがわかってくるということです。

取引チャンスの見極めができる

複数表示することで全体的に相場が動いているのか、それともレンジ相場のように動きが少ないのか、といったことが見えてきます。そうすると今はトレードするべきなのか、しないべきなのかといった取引の判断ができるようになります。

チャート複数表示のデメリット

チャート画面を複数表示することはメリットが多いですが、デメリットもあります。特に、チャート画面を複数表示する目的を明確にしておかないと、一転してポジポジ病や、資金管理の崩壊といった要因にもなりかねません。デメリットを把握しておきます。

ポジポジ病になる可能性がある

多通貨ペアを表示していると、どうしても少しの値動きで反応してしまいます。つまり、チャンスだと思ってエントリーしてしまう。といったことです。そして気づいたらたくさんポジションを持っていた。なんてことになったら大変です。

隣の芝生は青く見える

例えばですが、あなたがドル円を取引している途中で含み損を抱えているとします。その際にユーロ円の動きを見てユーロ円の動きのほうがよさそうに見えたとします。そうするとあなたが次にとる行動は・・・そうです、ユーロ円を取引してしまいます。結果オーライの場合もありますが、ほとんどの場合はひどい目に合います。

資金管理ができなくなる

ポジポジ病や隣の芝生は青く見えるといった取引をしているとどうなるかというと、ポジション数が増えてしまいハイレバ取引になり資金管理がおろそかになってしまいます。

こういった事態を避けるためにはくどいようですが、チャート画面を複数表示する目的を明確にすることが重要です。

 

チャートの複数表示取引のコツ

チャート画面を複数表示して取引するコツは簡単です。

エントリーした通貨ペア以外のチャートを消す

これに限ります。

これは、すべての物事に当てはまる考え方ですが、選択と集中です。最初に複数チャートを表示させて全体の把握をします。次にトレードができる通貨ペアがあるかどうかを見極めます。ここまでが選択です。そしてエントリーした後はその通貨ペアに集中するために他の通貨ペアのチャートを閉じる。

これがチャート画面を複数表示して取引するコツです。

そしてもうひとつのコツは、自分が面倒を見れる枚数で押さえておくことです。通貨ペアを見るのが多すぎると、かえって頭が混乱してしまいます。余裕で見れる枚数をチャート画面に表示させましょう。慣れていくと徐々に監視できる通貨ペアが増えていきます。

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チャート複数表示のメリット・デメリットまとめ

チャート画面を複数表示するメリットやデメリット、取引のコツを書いてきましたが、最後にまとめておきます。

複数表示する目的を明確にする
通貨全体の相場状況が把握できる
通貨の強弱がわかる
取引チャンスの見極めができる
ポジポジ病になる可能性がある
隣の芝生は青く見える
資金管理ができなくなる可能性がある
選択と集中が取引のコツ
エントリーしたら他の通貨ペアのチャートを消す

          普段の取引でなんとなくチャート画面を複数表示している方、これから複数表示してみたい方はメリットやデメリットを理解して、メリットの方が大きいので、このチャート画面を複数表示させる方法を試してみてください。

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