【FX】通貨の強弱を知って、利益が出る通貨ペアを探そう【必見!】

こんにちは、ナオトです。

FXで資産を増やそうとする場合は、『より強い通貨を買うorより弱い通貨を売る』という取引をした方が、利益を出しやすいですよね。

そこで今回は『通貨の強弱』という視点からFXを攻略していく方法を説明していきます。

通貨の強さ・弱さって何?

なお太郎
その通貨が買われやすいか・売られやすいかを見るんだ

なお太郎
主要通貨に一通り目を向けると
だんだんわかってくるぜ

主要通貨は、毎回チェックだね

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
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この記事を読んでほしい人

1つの通貨ペアのみで取引しているが勝ててない
いろいろな通貨ペアに手を出し過ぎている
どの通貨ペアで取引すればよいか悩んでいる
チャート画面を見たら、すぐエントリーしてしまう

上記項目に当てはまる方は、FX取引の攻略方法の一つとして参考にしてみてください。


目次

通貨の強弱とは?

結論から言うと

主要通貨ペアの動きを観察
最強と最弱の通貨で取引すれば利益出やすい

通貨の強弱というのは簡単に言うと「その通貨が買われやすいのか、売られやすいのか」という事です。

通貨が強い⇒買われる/通貨が弱い⇒売られる、という図式になります。

よく「僕はドル円をメイン通貨で取引してます」とか「私はポンド円しか取引しない」といった方がいます。これはこれでよいのですが、この場合はチャンスでもないのに取引してしまうリスクがあります。

なぜなら1通貨ペアしか取引していないので、その通貨で利益を出さなければいけないからです。

それよりも通貨全体の強弱を知って、よりチャンスの可能性がある通貨ペアで取引した方が効率的です

その結果として自分の得意通貨が当てはまればなお良い、という考え方が良いのではないでしょうか。決めた通貨でやる意味を、もう一度考えてみてくださいね。

通貨が買われたり、売られたりする基準を把握する方法の一つに、各国の通貨の特徴を知っているとFX取引が有利になります。

例えば、豪ドルは中国経済の動向にかなり影響を受けます。中国の経済指標が悪化すると豪ドルが売られる、といった傾向があります。

こういった事例を踏まえ、通貨の特徴を知っておくとよいですね。

関連記事【FX初心者】通貨の特徴を知ろう!【FXのはじめかたvol.4】

 


通貨の強弱を探す手順

ここからは通貨の強弱を知るための手順を、チャート画像を使いながら、説明していきます。

通貨の強弱を知るための手段であるので、即エントリーするという事ではありません取引する通貨を絞るというのが目的です。

2020年8月3日追記~こちらの動画でも解説しています。チャンネル登録してもらえると励みになります。

手順1:クロス円に注目する

まずは、クロス円に注目します。円に対してどの通貨が買われているか、売られているかをチェックします。

なお、チャート表示ですが、できれば複数通貨ペアが表示できる方が比較しやすいです。参考までに、どのようにチャートを表示させているかご覧ください。

この方法ですと、12通貨ペアを一度に監視できます。もっと通貨ペアを表示させることもできます。また、通貨ペアの数を減らして表示することもできます。このチャートはMT4というチャートを利用しています。

正直言って、MT4のチャートが一番使いやすいと思います。しかも、チャート上から直接注文できるので、成行注文をする際にはとても便利です

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手順1に戻りますが、クロス円はみなさんがFX取引するのに主流だと考えましたので、まずはクロス円をチェックします。

ちなみに、僕はポンド絡みの通貨は取引しません。ですので、ポンド絡みの通貨ペアは表示していませんので、ポンドファンの方はご勘弁ください。

上記画像は主なクロス円のチャートです。今回は参考として、上記6通貨を比較していきたいと思います。すべて4時間足チャートを表示させています。緑色のラインは、移動平均線です。

USD(ドル)・EUR(ユーロ)・CHF(スイスフラン)・AUD(豪ドル)・NZD(ニュージーランドドル)・CAD(カナダドル)・JPY(日本円)

各通貨ペアのチャートを見たときに、まず感じるのは、すべての通貨ペアが移動平均線の下に価格がある。ということです。

ですので、この中で強い通貨は「日本円」ということが分かります。今回は分かりやすいですね。

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手順2:ドルストレートをチェック

クロス円をチェックしたら、次はドルストレートをチェックします。ドルは世界の基軸通貨であり世界中のトレーダーが注目しています。

なのでドルストレートをチェックすることは重要です。

クロス円⇒日本円との通貨ペアのこと

ドルストレート⇒ドルが絡む通貨ペアのこと

上記画像は、USD/JPY以外のドルストレートを表示させています。

ドルに対して強い通貨⇒CHF、NZD

ドルに対して弱い通貨⇒EUR、AUD、CAD

ドルに対しての各通貨を比較してみると、上のように分けられると思います。

手順1と2をまとめると、

日本円とドルに対して弱い通貨EUR、AUD、CAD

ということが見えてきましたね。円とドル両方に弱い通貨なので、この3通貨をさらに比べてみましょう。

手順3:狙う通貨をさらに比較する

手順1、2で日本円とドルに対して弱い通貨が、EUR、AUD、CADということがわかりました。ですのでこの3通貨のチャートを比べていきます。

EURはAUDより強い

EURとCADの強さは同じくらい

AUDはCADより弱い

このことから、この3通貨の中で一番弱いのはAUD(豪ドル)ということがわかります。

 

手順1~3から見えてきたこと

手順1:日本円最強
手順2:ドルに対して弱い通貨⇒EUR、AUD、CAD
手順3:一番弱い通貨はAUD(豪ドル)

手順4:取引する通貨を決定する

手順1~3で日本円が強く、豪ドルが一番弱いという事がわかりました。

このことから、今回の場合は、AUD/JPY(豪ドル・円)売り取引することが利益を出すためには、効果的な通貨ペアということになります。

そして、次に考えることは、AUD/JPYの売り戦略をどこで仕掛けていけばよいか、を考えることになっていきます。

通貨の強弱まとめ

買われやすい・売られやすいといった通貨の強弱がある
クロス円・ドルストレートは必ずチェックする
最強通貨・最弱通貨をあぶりだす

 

この方法で取引可能通貨を選んでいけば、そんなに曲がることもないと思います。「曲がる」とは、買いか、売りかの方向を間違えることです。

今回は6通貨+円でのやりかたで説明しましたが、他の通貨を組み合わせて、より詳しく分析することもできますので、いろいろ試してみてください。

そして今回はすべて4時間足チャートでの説明でした。時間足が変われば通貨の強弱も変化しているので、その点は注意してください。


一つの通貨だけを、じっとチャンスが来るのを待っていたり、やみくもに、エントリーする通貨ペアを選んでFX取引をするよりも、効果があると思います。そして、通貨ペアを選んだあとに、その通貨ペアのテクニカル分析をしていけば、さらに勝率は良くなっていくはずです。

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