【FX】フラクタルエントリーと利確・損切の決め方【時間軸が重要】

こんにちは、ナオトです。

FXでは環境認識が大事とよく言われます。

環境認識とは簡単に言うとチャート全体の流れ、上昇・下落どちらの方向に向いているのかを把握するために、上位足から下位足の順にチャートをみていくことです。

しかし環境認識をしてみたはいいものの、いざ取引しようとしてもどこでエントリーしたらよいかわからない・迷ってしまうということもありますよね

そこで今回は、どういったタイミングでエントリーすればよいのか、またその際に利確・損切はどうやって決めればよいのかについて説明していきます。

エントリータイミングってむずかしいよね

なお太郎
色々方法はあるが、フラクタルを知っていると
エントリーのチャンスがわかるぜ

フラクタルって?

なお太郎
フラクタルを知るには
環境認識が大事になってくる

環境認識が大事なんだね

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FXの情報をつぶやいてます
この記事でわかること

フラクタルの意味がわかる
上位足と下位足の関連性がわかる
どんな状況になったらエントリーすればよいか
利確・損切ポイントがわかる

フラクタルがわかるとエントリーをあせらずに、我慢することができます。早く利益を出したいばかりに、あせってエントリーしてしまうことがありますよね。

こういった状況にならないために、上位足と下位足の見方を覚えましょう。

目次

フラクタルの結論

上位足と下位足のチャート形状が一緒になる箇所
利確・損切は上位足を見て決定する

結論は上記のとおりです。

これだけではちょっと何を言ってるかわからない、言っていることはわかるけど、実際どうすればいいの?というかたも多いと思います。

次項で具体的に掘り下げていきます。

2021年3月21日に追記~こちらの動画でもご覧いただけます。チャンネル登録↓↓↓↓

追記終わり

エントリーはフラクタルを意識する

フラクタルという言葉をご存じでしょうか。

フラクタル
フランスの数学者であるブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念
ラテン語fractusからきている言葉
図形の部分と全体が自己相似(再帰)しているものなどをいう

幾何学模様・幾何学図形といった言葉は聞いたことがあると思います。

例えば氷の結晶もそうです。雪印のマークを思い出してみてください(笑)あの氷の結晶をさらに細かく顕微鏡で見るとやはり同じ形をしています。

簡単に言うと

形が大きいものを切り取って小さくしても、また同じ形をしている

そしてこの現象は自然界、生物界だけではなく相場での世界にもあてはまります

チャートの形状でいうと『日足でダブルトップの形が出た場合、1時間足のチャートでもダブルトップが出る』ということです。

上位足と下位足の関連性

みなさんは、普段のFX取引はどの時間足を見ていますか?複数の時間足を見てエントリーする方、1時間足だけを見て取引する方、5分足だけを見て取引する方、様々だと思います。これは、スキャルピング・デイトレ・スイング取引といった取引スタイルの違いもありますよね。

しかし、どの取引スタイルを選ぶにしても最低でも1つ、または2つ上の時間足は見た方が良いと思います。短い時間足のみの取引は、ちょっとした値動きの上下動で思わずマウスをクリックしてしまったり、チャート全体の流れを忘れてしまい値動きを目で追ってしまう。

なお太郎
木を見て森を見ず

そして、短いローソク足のみの取引のデメリットは、ダマシが多く発生しやすくなることです。こういったことを防ぐために、FX取引の際に、組み合わせると相性が良い時間足があります。

相性の良い組み合わせ
日足&1時間足
4時間足&15分足
1時間足&5分足

これは、先ほど出てきたフラクタルが関係します。違う時間足同士が同じ形を形成するのにかかる時間です。

日足がダブルトップを形成するのに必要な時間と、1時間足がダブルトップを形成するのにかかる時間とは、当然ながら違いますよね。

日足は1日に1本のローソク足しかできませんが1時間足は24本できますよね。ローソク足の本数が多いという事は、それだけダマシにもあいやすいというのがわかって頂けたと思います。

エントリーポイントの探し方

エントリーポイントといっても、なかなかドンピシャのタイミングで相場に入ることは難しです。なので、ポイントというよりエントリーゾーンという考え方が、取引も落ち着いた気持ちでできますよ。

以下の画像を使って、どのようにエントリーポイントを見つければよいのか確認してみましょう。

このチャートは、MT4というチャートを利用して分析しています。カスタマイズ性抜群の、このMT4が使えるFX会社があります。

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1時間足&5分足の組み合わせで説明していきます。

ドル円の1時間足チャートです。赤い縦線が期間です。この期間に水色枠内で示したように、ダブルトップが形成されています。①が左側の山、②が右側の山ですよね。

チャートパターンについて知りたい方はこちら

ダブルトップなので、注文は『売り・ショート』を狙っていきます。

ダブルトップの取り方としては、右側の山が形成されてきたらチャンスです。

次に、同じ期間の5分足チャートを見てみます。

ドル円の5分足チャートです。

①の白い丸部分が1時間足チャートで示した①部分とほぼ同じ箇所です。

②の白い丸部分も1時間足チャートで示した②部分とほぼ同じ箇所になります。

5分足チャートのエントリーポイントは『1時間足ダブルトップ②右側の山+5分足ダブルトップ②右側の山』部分ということがわかります。赤い縦線の期間内で1時間足と5分足がフラクタルな状態になった箇所がチャンスですね。

このように、同じ期間内の1時間足と5分足の動きを比べると、エントリーポイントがわかってきますね。逆に言うと、本当のエントリーというのは、5分足で見た場合は、これだけ期間がかかるということです。『FXは待つのが仕事』という意味も理解できるのではないでしょうか。

利確と損切の設定

ここで大切なのは

どの時間足を基準にしてエントリーしたか?

を考えます。

今回の例でいえば、基準は1時間足です。5分足はエントリーするためのタイミング足です。

ですので、利確と損切も1時間足を基準にします。

説明の都合上エントリーポイントからの話しが先になりましたが、本来はこの利確と損切を決めたうえでエントリーポイントを探していく、というのがセオリーです。

ドル円の1時間足チャートです。

損切設定は簡単ですね。ダブルトップ左側の高値を上抜けたら損切。利確は、チャートの節目あたりを目標にします。水色の横線位置くらいを目安にします。

そして、もう一つ大切なことは、エントリーしたら細かい値動きは気にしないことです。

5分足でエントリーしたとしても、エントリー根拠の基準は1時間足チャートです。ですので、エントリーした後は1時間足チャートを表示させておいた方が良いです。こういったチャート分析は、一朝一夕では、なかなか身につきません。当ブログでは毎週末に、次週の為替相場の動きを分析している『週間チャート分析限定版』という記事があります

エントリー・利確・損切ポイントなどを詳しく解説しています。通常の記事には載せていない、資産運用方法などのノウハウも書いています。この記事は限定版の為、閲覧には無料会員登録が必要になります。無料ですので、登録していただいた方はどなたでも読むことができます。

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フラクタルのまとめ

チャートはフラクタル構造でできている
上位足と下位足のそろった箇所を狙う
利確・損切は上位足を見る
エントリー後は、細かい値動きは気にしない

自然界・生物界での出来事が、相場の世界にも影響しているんですね。

この機会に、自然界の仕組みを勉強してみるのもありかもです。FX取引でも使える新たな発見が待っているかも知れませんね。

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