こんにちは、ナオトです。
週間チャート分析の2通貨目を分析していきます。
今回分析する通貨ペアはニュージーランドドル・ドル(NZD/USD)です。ニュージーランド系の通貨ペアは早朝に値動きが激しくなる特徴があります。
為替相場で、最初の市場が始まるのがニュージーランドのウエリントン市場です。
週間チャート分析の1通貨目はドル円を分析しました。まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前記事と同じく
fa-check 一目均衡表⇒雲のみを表示、上昇雲・水色/下降雲・ピンク色
fa-check ボリンジャーバンド⇒1σオレンジ色、2σ緑色
fa-check RSI⇒期間9日
fa-check MACD⇒期間9日
各インジケータについて、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
NZD/USD(ニュージーランドドル・ドル)
日足チャート
ニュージーランドドル・ドルの日足チャートです。
長期的な目線で見ると、①の矢印が示しているように下降トレンドが続いています。価格は、今週上昇して終わりましたが、ローソク足が一目均衡表の雲の中に入っています。
一目均衡表は雲がピンク色の下降雲を形成して、厚みもあります。日足的に見ると、この雲を上抜けするには、かなりの上昇パワーが必要になってきます。
ボリンジャーバンドをみると、②の水色枠内ですが、エクスパンションしています。+2σを大きく上抜けしています。
RSIをみてみると、緑色丸部分ですが、大きく上昇しています。まだ買われ過ぎゾーンの目安である70%ラインまでは、若干ですが余裕がありますね。
MACDは、オレンジ色の丸部分ですが、0ラインより下からのゴールデンクロスしている状態です。そして、まだ、ヒストグラム(グレー色)は0ラインを上抜けしていないので、上昇余地があります。
一目均衡表以外のインジケータは、まだ上昇するサインに見えます。
fa-check 日足のポイント
- 長期は下降トレンド
- 一目均衡表の雲は下降雲を形成
- ボリンジャーバンドはエクスパンションして+2σ上抜け
- RSIは大きく上昇、まだ上昇余地あり
- MACDは、0ラインより下からのゴールデンクロス
4時間足チャート
ニュージーランドドル・ドルの4時間足チャートです。
一目均衡表をみると、①の赤色枠内ですが、ローソク足と雲までの距離、空間が開いています。下落余地があります。
ボリンジャーバンドをみてみると、②の水色枠内ですが、エクスパンションしていて、なおかつ、ローソク足がバンドウォークしています。強い上昇を表しています。
RSIをみてみますと、オレンジ色枠内ですが、買われ過ぎゾーンの70%を上抜けして下がってくる気配がしません。このまま張り付く状態になるかもです。
MACDをみると、0ラインより下からゴールデンクロスしていて、ヒストグラム(グレー色)のボリュームもあります。
fa-check 4時間足のポイント
- 一目均衡表はローソク足と雲までの空間が開いている
- ボリンジャーバンドはエクスパンションしていて、ローソク足がバンドウォーク
- RSIは、買われ過ぎゾーンに張り付く気配
- MACDは、0ラインより下からゴールデンクロスしている
1時間足チャート
ニュージーランドドル・ドルの1時間足チャートです。
一目均衡表は黒い矢印で示している通り、上昇雲を形成しています。上昇角度もいいです。ただし、ローソク足と雲の距離が開いています。
ボリンジャーバンドをみてみると、①の赤色枠内ですが、エクスパンションしています。ボリンジャーバンドに関しては、日足、4時間足、そして1時間足とすべての時間軸でエクスパンションしています。
しかし、市場がクローズする直前の2本のローソク足を見ると、上ヒゲがついています。
RSIをみると、オレンジ色の丸部分ですが、買われ過ぎゾーンの70%を超えています。超えてはいますが、オレンジ色の丸部分の少し前からのRSIの流れをみると、天井圏でほぼ推移しています。
MACDをみてみると、緑色の枠内ですが、Oラインより上からデッドクロスしています。デッドクロスしてはいますが、角度が穏やかですね。
fa-check 1時間足のポイント
- 一目均衡表は上昇雲形成
- ボリンジャーバンドはエクスパンションしている
- RSIは、70%を超えてはいるが、天井圏での推移が続いている
- MACDは、0ラインより上からのデッドクロスしているが、角度が穏やか
NZD/USD(ニュージーランドドル・ドル)まとめ
- 日足⇒長期は下降トレンド
- 日足⇒一目均衡表の雲は下降雲
- 日足⇒ボリンジャーバンドはエクスパンションして+2σ上抜け
- 日足⇒RSIは大きく上昇
- 日足⇒MACDは、0ラインより下からのゴールデンクロス
- 4時間足⇒一目均衡表はローソク足と雲までの距離が開いている
- 4時間足⇒ボリンジャーバンドはエクスパンション、ローソク足がバンドウォーク
- 4時間足⇒RSIは、買われ過ぎゾーンに張り付く気配
- 4時間足⇒MACDは、0ラインより下からゴールデンクロス
- 1時間足⇒一目均衡表は上昇雲形成
- 1時間足⇒ボリンジャーバンドはエクスパンション
- 1時間足⇒RSIは、70%超えているが、天井圏で推移
- 1時間足⇒MACDは、0ラインより上からのデッドクロスだが、角度が穏やか
ニュージーランドドル・ドルの日足~1時間足までをまとめてみました。
総合的に分析してみると、上昇パワーがまだ強い気がします。日足をみると上昇に転換していくのかな、といった印象です。
なので、買い戦略でいきたいですね。イメージとしては、現在価格が、僕のチャートでは、0.63800辺りです。ここから押しが入るとすれば、0.63500~0.63400近辺を考えています。この辺から買いを仕込んでいきます。
短期取引というよりは中期取引な感じです。利確目標は0.64200辺り。損切は、利確と同じくらいのpips数を目安にして、今回リスクリワードは1対1でみています。
押しが入らずに、そのまま上昇してしまった場合は、下がってくるのを待ちます。
逆に、急落という感じで、0.63500~0.63400を下抜けた場合は、戦略が合っていないという事で、取引を見送ります。
いかがでしたか?
今回分析した通貨ペアはNZD/USD(ニュージーランドドル・ドル)でした。
今週からインジケータの種類を増やして分析していきますが、増やすことによるメリット・デメリット両方あるので、初心者の方は、迷う方が多いようであれば、表示させる種類を減らした方がベターです。
逆に、当ブログで説明しているインジケータ以外のインジケータも知りたい、使ってみたいという方は、MT4を使えばたくさんの種類のインジケータを利用することができます。
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それでは、明日からのFX取引を一緒に頑張りましょう。