【FX】ドルコスト平均法のメリット・デメリットとは?【基礎編】

こんにちは、ナオトです。

ドルコスト平均法は一般的に株式や、投資信託を購入するときに使われる投資手法の一つです。【基礎編】で株式や投資信託に使われるドルコスト平均法の意味、メリット・デメリットを把握していき【応用編】で、FX取引にどのように活用させていくのかを説明していきます。

毎月の積立投資などに使われる方法だよ

なお太郎
決まった日にちに決まった金額を積み立てる
長期的な資産運用法だ

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FX関連のことをつぶやいてるよ
この記事でわかること

ドルコスト平均法の意味が分かる
ドルコスト平均法のメリットがわかる
ドルコスト平均法のデメリットがわかる
ドルコスト平均法の使い方が分かる

ドルコスト平均法の代表的なものの一つに『積み立てNISA』があります。これは、政府も力を入れている投資商品です。利益の一部が非課税になるなどの優遇措置も取られています。

FX取引をしている方も、長期的な資産形成を考えた場合に、投資する価値はあります。なぜならFX取引で得た利益の一部をNISAなどにキャッシュフローさせて、お金を回転させることができるからです。

しかも、NISAなどのドルコスト平均法を使った投資商品は、ある程度自動的に積み立てていくので、手間がかかりません。なので、FX取引に影響が出るようなことはありません。普段はFX取引しかしないという方も、長期的な戦略を考えてみるのも良いかもしれません。

 

目次

ドルコスト平均法とは?

 

  • 株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。
  • 金融商品を購入する場合一度に購入せず資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。
  • 例えば「予定資金を12分割して月末ごとに資金の1/12を投入し一年をかけて全量を買う」という手法。
  • 高値掴みのリスクを避けるための時間分散の一種である、数量を等分するのではなく金額を等分する点が単なる分散と異なる。
  • 価格が高いときは購入数量が少なく安いときには多いため単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になる。
  • 価格が下がった場合のみならず上がった場合でも買う点で難平買いとは異なる

フリー百科事典「ウイキペディア」より一部引用

簡単に説明すると

株式や投資商品を購入するときに、価格が安くても高くても毎回決まった時期に同じ金額を投資していく

価格を平均化させてリスクをおさえる

長期的な投資方法

ということになります。

ドルコスト平均法は、長期投資なのでFX取引で考えた場合スワップポイントも狙えますよね。高金利通貨でドルコスト平均法を使えば、さらにインカムゲインでも利益を得られます。スワップポイントが高いFX会社を前もってチェックしておくことも必要です。

参考FX会社比較

 

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法を使った場合のメリット

長期投資でリスクを分散
購入する投資商品を決めてしまえば手間いらず
購入価格を平準化させることができる
大幅な損失を回避できる

などが挙げられます。

ドルコスト平均法での投資を考えた場合には、長期投資がキーポイントですね。

そして投資する商品を決定すれば、あとは自動で積み立てていく感じなので手間もかかりませんし、何より一時期の価格の値上がり、値下がりに一喜一憂することもないということです。長期的な目線で戦略を見直せるのも魅力です。

長期的な目線でFX取引をしたいと考えている方は『スイングトレード』方法を勉強しておくと、より一層ドルコスト平均法を活かした取引ができます。

参考【FX】スイングトレードの始め方を理解して長期で稼ぐ【スワップ】

リスクを分散できるという事を挙げましたが、これは購入金額だけではなく時間も分散できるというメリットもあります。

株式だけでなく為替相場も同じですが、その時期によって価格・値動きは違っていますし、世界経済動向も変化していきます。

将来的なファンダメンタルズを予測するのはかなり難しいことなので、時間分散というのは必要な投資手法だと考えられます。

 

ドルコスト平均法のデメリット

どんな手法もそうですが、メリットがあればデメリットもあります。投資をするのであればこの事実は避けて通れません。

ですので、しっかりとデメリットを理解したうえで、その手法に合った投資スタイルを身に付けましょう。

ドルコスト平均法のデメリット

上昇相場では購入単価が高くなり、収益を減少させてしまう
下落相場では購入単価は安くなるが、含み損の状態になる
タイミングを精密には測れないため、値動きの激しい商品でハイリターンを目指すには向かない

などが挙げられます。

ドルコスト平均法は毎回決まった金額、時期で購入していくので一方通行的なトレンドが出てしまうと力を発揮しにくくなります

とはいえ、投資では誰も将来を予測することは難しいものです。ドルコスト平均法の最大の魅力は

平均単価で購入できる
大きな利益はないが、大きな損失からも逃れる

ということです。そして、徐々に資産を増やしていく、というイメージがピッタリの投資法です。

ドルコスト平均法まとめ

ドルコスト平均法は株式や投資信託などに使われる投資手法の一つ
ドルコスト平均法は長期的な投資法
購入価格と時間の両方を分散させてリスク回避
ドルコスト平均法は購入コストを平準化させる手段
徐々に資産を増やしていく投資スタイル

 

【応用編】はこちら
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