【FX初心者】IFO注文とは?やり方を覚えて全自動取引で効率的に稼ぐ

こんにちは、ナオトです。

FX取引を始めたいけど、仕事が忙しくてなかなか取引できない会社員の方、家事・育児などに追われている主婦の方、勉強やアルバイトなどで忙しい学生の方など、生活スタイルは様々です。しかし、今回説明するIFO注文は一度注文を設定してしまえば、全自動で取引できるという画期的な注文方法です。

IFO注文を覚えて、効率よく資産を増やしていきましょう。

エントリーをした後は、自動で決済してくれるんだ

なお太郎
チャートをなかなか見れない人にオススメだな

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FXについてつぶやいてます
この記事でわかること

IFO注文の意味がわかる
IFO注文のやり方がわかる
IFO注文の注意点がわかる

IFO注文を覚える前に、基本的な注文方法を理解してからのほうが、スムーズにIFO注文が頭に入ってきます。以下の注文方法に不安がある方は、もう一度おさらいしておきましょう。

 

関連記事【FX初心者】成行注文とは?基本になる注文方法をわかりやすく解説

 

関連記事【FX初心者】指値注文を覚えて有利な取引で利益を稼ぐ方法とは?

 

関連記事【FX初心者】逆指値注文とは?損失を限定させる注文方法でリスク回避

 

関連記事【FX初心者】OCO注文とは?稼ぐための活用方法をわかりやすく解説

 

関連記事【FX初心者】IFD注文とは?自動で取引できる便利なやり方を覚えよう

 

目次

IFO注文とは?

 

IFO注文とは、『If Done One Cancels The Other』の略で、IFD注文と、OCO注文を組み合わせたものです。

IFO注文=IFD注文+OCO注文
3つの注文が一度にできる
最初に価格を設定したら、後は全自動取引
チャートはほとんど見なくてOK

冒頭にも言いましたが一度、注文する価格を指定すれば、あとは機械が全自動で取引してくれます。大変便利な注文方法ですね。

ですのでチャートを見れる時間が少ない方、効率的に取引したい方などにおすすめです。

3つの注文って何?

  1. 新規注文⇒この値段で買いたい・売りたい価格をあらかじめ注文しておく
  2. 決済注文⇒ここまで値段が上昇・下落したら利益確定したいと思う価格をあらかじめ注文しておく(指値注文)
  3. 決済注文⇒ここまで値段が上昇・下落したら損失確定(損切)したいと思う価格をあらかじめ注文しておく(逆指値注文)

 

 

IFO注文のイメージ図です。例えば、ドル円を現在価格100円のところで見ていたとします。105円になったら買いたいと考えた場合に、現時点で『105円になったら買い』という①新規注文を出すことができます。

そして、110円で利益確定の②決済注文と、100円で損失確定(損切)③決済注文を同時に出せる注文方法です。

IFO注文の最大のメリット

損失を限定して利益を狙える便利な注文

これがIFO注文のメリットです。損失が限定されているので、相場の急激な変動に巻き込まれる心配がほとんどありません

このメリットがあるので、普段チャートを見る時間が少ない方でも効率的に取引ができるのです。

IFO注文の注文方法

 

チャート画像を使いながらIFO注文の注文方法を確認してみましょう。利用するチャートは世界中のトレーダーに人気のある『MT4』チャートを使っていきます。MT4は、チャート設定のカスタマイズ性に優れていて、自分のスタイルに合わせたチャートに作り上げることができます。

しかも、チャートを見ながらそのまま注文を出すことができます。なので、人気があるプラットフォームなのもうなづけます。

MT4はチャートを見ながら
直接注文できる

なお太郎
かなり使いやすいぜ

このMT4チャートを利用してFX取引をしたい方は、こちらでインストール方法などを説明しています。

 

参考超簡単!MT4セットアップ方法【インストール&ログイン】

 

とはいえ、すべてのFX会社でMT4が利用できるわけではありません。MT4のプラットフォームを扱っているFX会社に口座を開設する必要があります。

当ブログも使用しているFX会社で口座を開設すると、無料でMT4が利用できます⇒リアルFX取引口座を開設する

 

 

ユーロ円のチャートです。ピンク色丸部分が現在の価格帯です。ピンク色の斜めのラインが2本ありますが、上昇方向に向いていますよね。なので今回は、買いエントリーで注文してみます。

IFO注文方法

①チャートの左上にある緑色枠内『新規注文』をクリックします。クリックすると、以下の画像が出てきます。

 

 

②赤色枠内の通貨ペア数量決済指値決済逆指値注文種別を選択・入力していきます。

注文種別』は、指値注文にします。決済逆指値(S/L)は損切する価格を入力します(例として119.500と設定します)。決済指値(T/P)は利益を確定する価格を入力します(例として121.300と設定します)。

③緑色枠内の『注文種別』を『Buy Stop』にします。『価格』は新規注文のことです。ここでは例として120.600にします。有効期限を任意で選択します。

最後にオレンジ色枠内の『発注』ボタンを押せば、IFO注文は予約されます。

 

『Buy Stop』の意味

 

MT4で注文するときの用語の意味は、間違いやすいので、慣れるまではこの一覧表をみて注文するようにしましょう。

実際に、IFO注文が完了したかどうかを確認してみます。

 

 

チャートに緑色と赤色の点線が表示されています。これでIFO注文が予約されていることが確認できました。

なお、チャート左上の④水色枠内のアイコンをクリックすると、チャート画面下に⑤水色枠内のように、注文状況が把握できる画面が表示されます。

 

今回の例では、ピンク色の2本の上昇ラインをエントリー根拠として、買いエントリーでのIFO注文のやり方を説明しました。やはりFX取引には、テクニカル分析が必要になってきます。

こういった注文方法やテクニカル分析を勉強したい方、覚えて実践したいという方のために、当ブログで『週間チャート分析限定版』という記事を連載しています。毎週末に翌週の為替相場の動きを分析しています。

無料登録すると読めるようになりますので、資産運用を目指している方は登録してみてください。詳しい無料登録方法はこちら

 

週間チャート分析限定版の内容を知りたい方はこちら

 

参照【FX】週間チャート分析・限定記事【体験版】【2020・1/6~1/10】

 

IFO注文の注意点

 

IFO注文の注意点としては、以下の2点が挙げられます。

新規注文が約定されない場合がある
決済注文が約定されない場合がある

為替相場は、こちらの都合では動いてくれません。なので、指定した価格が相場状況とかけ離れていると、当然ながら約定されません。

約定されないという事は、注文が成立しておらず利益にも損失にもなっていない状態です。言い換えると、取引していないことと同じことになります。

これは機会損失ですよね。指定した価格次第では何日間、何カ月も約定しないかもしれません。なので先ほども述べましたが、テクニカル分析がある程度は必要になります。

IFO注文のまとめ

IFO=IFD+OCO注文
全ての注文をあらかじめ予約できる
新規注文が約定したら、利確・損切は全自動
ほぼチャートは見なくてOK
忙しい方に向いている注文方法
価格設定次第で機会損失の恐れがある

IFO注文方法をまとめてみました。

生活スタイルは人それぞれなので、ご自身に合った取引スタイル、注文方法を選らぶことが大切ですね。

FXの取引スタイルには、どういったものがあるか知りたい方はこちらで確認できますよ。参考にしてみてください。

 

参考【FX初心者】トレードスタイルの違いと取引方法をわかりやすく解説

スポンサーリンク
おすすめの記事