こんにちは、ナオトです。
前記事は、ドル円を分析しました。まだ、読んでないという方はこちら
今回分析していく通貨ペアは、AUD/USD(オーストラリアドル・ドル)です。
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前回同様です。
fa-check-circle 移動平均線:SMA(単純移動平均線)
fa-check 短期線⇒25日・赤色
fa-check 中期線⇒50日・青色
fa-check 長期線⇒75日・黒色
fa-check-circle MACD:期間9日
fa-check-circle ストキャスティクス:%K赤色/%D黄緑色
インジケータの詳しい使い方を知りたい方は、こちらを参考にしてください。
AUD/USD(オーストラリアドル・ドル)
日足チャート
オーストラリアドル・ドルの日足チャートです。
全体的な流れを見ると、下落方向から上昇へ転換したのかな、といった感じに見受けられます。画像に収まっている範囲で見る限り、長期の移動平均線(黒色)を、短期の移動平均線(赤色)が、上抜いてきた場面がなかったのですが、先週金曜日(11月8日)は、上抜いて終わっています。
そして、最後のローソク足を見ると、短期の移動平均線に触れるか触れないかくらいで、価格が上昇し、下ヒゲを付けてクローズしています。
①オレンジ色の丸部分ですが、移動平均線の短期・中期線がゴールデンクロス、且つ、短期線と長期線がゴールデンクロスしています。
MACDを見ると、赤色枠内ですが、0ラインより下からゴールデンクロスしています。ただ、これ以上は上昇する感じには見えませんね。
ストキャスティクスをみてみますと、水色枠内ですが、結構な勢いで下落しています。そして、中間の50%ラインも下抜けています。
fa-check 日足のポイント
- チャートの流れは、下落⇒上昇へ転換か?
- 移動平均線は、短期・中期/短期・長期線が、それぞれゴールデンクロス
- MACDは、ゴールデンクロスしているが、頭打ち感もあり
- ストキャスティクスは、下落勢いが強い
4時間足チャート
オーストラリアドル・ドルの4時間足チャートです。
移動平均線をみてみると、①オレンジ色枠内ですが、上昇のパーフェクトオーダーになっています。しかし、②ピンク色の丸部分に目を向けると、3本の移動平均線が収束に向かっている感じですね。
更に、ローソク足が、長期線の下に位置しています。
トレンドは、上昇方向なんですけどねえ。①オレンジ色枠内のチャートの流れは、頭打ち感が出ていますね。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、ゆるやかなデッドクロスですね。シグナル線(水色)は、0ライン付近です。
ストキャスティクスをみてみますと、水色枠内ですが、一気に下落していて、売られ過ぎの目安である20%ラインも下回っています。一応、%K(赤色)と%D(黄緑色)が若干ではありますが、ゴールデンクロスしています。
fa-check 4時間足のポイント
- 移動平均線は、上昇パーフェクトオーダーだが、収束しつつある
- ローソク足が、長期移動平均線の下の位置
- MACDは、ゆるやかなデッドクロス
- ストキャスティクスは、売られ過ぎ目安の20%ラインより下の位置
1時間足チャート
オーストラリアドル・ドルの1時間足チャートです。
注目すべきは、②ピンク色枠内ですが、価格0.69300~0.68700くらいの間で、レンジになっていたのがブレイクしてきたことです。
移動平均線を見ると、①オレンジ色丸部分ですが、下降のパーフェクトオーダーになっています。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、デッドクロスしていますが、そろそろ切返してきそうな気配です。
ストキャスティクスをみてみますと、0ラインより下からのゴールデンクロスで、勢いもあります。50%ラインも超えてきています。
fa-check 1時間足のポイント
- チャートの流れがレンジ⇒レンジブレイク
- 移動平均線は、下降のパーフェクトオーダー
- MACDは、デッドクロスしているが、切返しの気配
- ストキャスティクスは、0ラインより下からのゴールデンクロス
AUD/USD(オーストラリアドル・ドル)まとめ
- 日足⇒チャートの流れは、下落⇒上昇へ転換か?
- 日足⇒移動平均線は、短期・中期/短期・長期線がそれぞれゴールデンクロス
- 日足⇒MACDは、ゴールデンクロスしているが、頭打ち感もある
- 日足⇒ストキャスティクスは、下落勢いが強い
- 4時間足⇒移動平均線は、上昇パーフェクトオーダーだが、収束しつつある
- 4時間足⇒ローソク足が長期移動平均線の下の位置
- 4時間足⇒MACDは、ゆるやかなデッドクロス
- 4時間足⇒ストキャスティクスは、売られ過ぎ目安の20%ラインより下の位置
- 1時間足⇒チャートの流れがレンジ⇒レンジブレイク
- 1時間足⇒移動平均線は、下降のパーフェクトオーダー
- 1時間足⇒MACDは、デッドクロスしているが、切返しの気配
- 1時間足⇒ストキャスティクスは、0ラインより下からのゴールデンクロス
オーストラリアドル・ドルの日足~1時間足までをまとめてみました。
結論から言うと、メインで狙いたいのは戻り売り戦略です。
シナリオとしては、0.68700~0.68800くらいまで上昇して、そこからショートを仕掛けていきたいですね。利確は0.68300近辺、損切は0.68900近辺です。
今回は、損切を浅くしたいと考えています。理由としては、トレンド自体は上昇トレンドに転換しているからです。
なので、戻り売りを狙うと言いましたが、中期・長期で見た場合、正確には、押し目までの距離を拾っていくといった感じです。
そのまますんなり上昇してしまう可能性があるので、損切を浅くしておいた方が良いと感じます。
待っていられる方は、0.68900近辺を上抜けしてから、買いで入るのも一つの方法ですね。
いかがでしたか?
今年も残り少なくなってきましたね。気がつけば、あと2カ月足らずで1年が終わります。
FX取引で、資産運用がうまくいった方も、そうでない方も、来年に向けてトレード方法や、その他の投資環境などを、見直してみるのもいいかもしれませんよ。その中の1つに、現在利用している証券会社を見直すのも、戦略の一つに挙げられます。
いろいろなFX会社を知り、ご自身に合ったFX会社を探してみてはどうでしょうか。
偶然ですが、FX会社を比較した記事があります(笑)。参考にしてみてください。
それでは、明日からのFX取引を一緒に頑張りましょう。