こんにちは、ナオトです。
前記事はドル円を分析しました。まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前回同様に、一目均衡表、ボリンジャーバンド、RSIを使っていきます。
fa-check-circle一目均衡表⇒雲のみを表示、上昇雲・水色/下降雲・ピンク色
fa-check-circleボリンジャーバンド⇒1σオレンジ色2σ緑色
fa-check-circleRSI⇒期間9日
インジケータの詳しい使い方はこちらを参考にしてみてください。
AUD/USD(豪ドル・ドル)
日足チャート
豪ドル・ドルの日足チャートです。
日足チャートの分析に入る前に、11月17日に分析した豪ドル・ドルの記事を見てみてください。
この記事で書いたポイントが2つありました。
- 長期では下げ目線
- 価格が0.67600を下回ってきたら、ショートする
そして、現在の価格が、僕のチャートでは0.67557~0.67617になっています。相場が休みで、スプレッドが広がっている状態ですので、実質チャートのローソク足は0.67600を下回っています。
日足チャートに戻りますが、ボリンジャーバンドをみてみると、①赤色枠内ですが、全バンドが下降方向に向いています。そしてローソク足が、-1σと-2σの間でバンドウォークしています。さらに、-2σまで、まだ下落余地があります。
付け加えると、これはご自身のチャートでも確認していただきたいのですが、10月の初めくらいから、現在までのローソク足の波形が、とてもきれいです。こういったチャートは取引しやすいです。
一目均衡表をみてみると、②水色丸部分ですが、雲の切れ目になっていますね。そしてローソク足が、雲を下抜けてきました。
RSIをみてみると、緑色枠内ですが、下落方向に向いています。しかし、30%の売られ過ぎゾーンにきています。
fa-check日足のポイント
- 価格が0.67600を下回ってきた
- ボリンジャーバンドは、全バンドが下降方向に向いている
- ローソク足が、一目均衡表の雲の切れ目を下抜いてきた
- RSIは、下落方向だが、30%の売られ過ぎゾーンにきている
4時間足チャート
豪ドル・ドルの4時間足チャートです。
ボリンジャーバンドをみてみると①赤色枠内ですが、なだらかに下降し方向に向いています。そして、若干ですが、広がりを見せています。ただ、ローソク足が-2σに近いですね。
一目均衡表をみてみると、こちらも、ボリンジャーバンド同様に、なだらかな下降雲を形成しています。
②黒色の矢印は、雲の方向です。そして③水色の丸部分ですが、今後の雲の様子を表しています。この先も、しばらくは下降しそうな感じですね。
RSIをみてみると、30%まで下落した後50%を超えたあたりまで反発し、再度30%付近まで下落してきています。上昇の勢いは、あまりなさそうに見えます。
fa-check4時間足のポイント
- ボリンジャーバンドは、なだらかな下降方向
- 一目均衡表の雲も、なだらかな下降方向
- RSIは、30%付近に位置していて、上昇勢いはなさそう
1時間足チャート
豪ドル・ドルの1時間足チャートです。
ボリンジャーバンドをみてみると、①赤色枠内ですが、エクスパンションしています。こちらも、4時間足同様に、-2σまでローソク足がきています。
一目均衡表をみてみると、②黒色の矢印が雲の流れを表しています。1時間足では長期下降に入っています。
RSIをみてみると、緑色枠内ですが、70%に位置していたのが、一気に30%まで下落して、その後反発しましたが、すぐに30%まで戻っています。こちらも、戻りが弱そうに感じます。
fa-check1時間足のポイント
- ボリンジャーバンドは、エクスパンションしているが、-2σまでローソク足がきている
- 一目均衡表の雲は、下降雲を形成
- RSIは、30%に位置していて、上昇勢いなさそう
AUD/USD(豪ドル・ドル)まとめ
- 日足⇒価格が0.67600を下回ってきた
- 日足⇒ボリンジャーバンドは、全バンドが下降方向に向いている
- 日足⇒ローソク足が、一目均衡表の雲の切れ目を下抜いてきた
- 日足⇒RSIは下降方向だが、30%の売られ過ぎゾーンにきている
- 4時間足⇒ボリンジャーバンドは、なだらかな下降方向
- 4時間足⇒一目均衡表の雲も、なだらかな下降方向
- 4時間足⇒RSIは、30%付近に位置していて、上昇勢いはなさそう
- 1時間足⇒ボリンジャーバンドは、エクスパンしているが、-2σまでローソク足がきている
- 1時間足⇒一目均衡表の雲は、下降雲を形成
- 1時間足⇒RSIは、30%に位置していて、上昇勢いはなさそう
豪ドル・ドルの日足~1時間足までをまとめてみました。
ここで、もう一度日足チャートの波形を見てみます。
日足で見たとき、価格は図で示した赤い矢印の波に乗っています。この、波形の考え方について知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。
なので、結論は売り戦略です。ここで、注意が必要ですが、今回の場合は、『日足』を基準に考えたので、短期でサクッと取引する、という感じにはなりません。
持ち越しも考えておくべきでしょう。ただ、スワップポイントは、プラススワップなので安心です。
ですので、2パターンで想定してみてください。ある程度損切は深くなります。ですのでリスクリワードが合った位置でエントリーポイントを探してみてください。
- 利確目標⇒0.67100 損切⇒リスクリワードに合わせて設定(1に関しては、デイトレード決着もありますね)
- 利確目標⇒0.66700 損切⇒0.68100
※利確・損切価格は目安です。
お知らせ
以前に告知しましたが、『週間チャート分析』記事は、一般公開は年内で終了し、来年からは無料会員限定記事になります。3ヶ月以上にわたり、毎週複数通貨ペアを分析してきました。
過去の記事を読んでいただけると分かりますが、勝率は70%を超えています。なので、今後も読みたいと思っている方は当ブログ、そして、ツイッターでも情報発信をしているので、フォローしておいてください。近いうちに無料会員登録方法をお知らせいたします。
また、無料会員限定記事では、今まで以上の精度の高い内容を書いていく予定です。
それは、実際に僕がFX取引で使っている分析ツール、チャートのどの部分をチェックしているか、エントリー&イグジットのポイント・・・などの内容です。
それでは、明日からのFX取引を一緒に頑張りましょう。