こんにちは、ナオトです。
先週の、『週間チャート分析』記事は、2通貨ペアとも完全に分析が外れました。損切が大事という事が、改めて理解できたのではないでしょうか。
ただ、FXはTOTALで考えて、資産運用していくべきです。1回1回のトレードは、淡々と行うことを心がけましょう。
なので、別段分析方法を変える必要はありません。今までと変わらずに分析していきます。
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、
fa-check-circle移動平均線(SMA)⇒短期線25日・赤色/中期線50日・青色/長期線75日・黒色
fa-check-circleMACD⇒期間9日
fa-check-circleストキャスティクス⇒%K・赤色/%D黄緑色
インジケータの詳しい使い方はこちらをどうぞ
USD/JPY(ドル円)
日足チャート
ドル円の日足チャートです。
チャートを全体的に見ると下降から上昇に転換したように見えます。前々から109.30上抜け確定で、上昇方向と言っていましたが、先々週上抜け確定したので上昇という判断をしたわけですが、逆方向、つまり下降していってしまいました。
結論から言うと、ポイントはもう一段上の箇所だった、ということです。もう一段上の箇所が、長期で見ると戻り売りのポイントになっていました。
ですので、前回の週間チャート分析の場合、109.30という価格にこだわり過ぎて、他の分析が甘くなったのが反省すべき点です。
日足のチャート分析に戻りますが、
移動平均線をみてみると、①緑色枠内ですが、この部分で、短期・中期・長期線が上昇パーフェクトオーダーになっています。
そして②水色枠内ですが、直近でも上昇パーフェクトオーダーを保っています。そして、青色の中期線で、ローソク足がサポートされた状態で今週が引けています。
①から②の間で、何度か青色の中期線がサポートになって上昇しています。この中期線が、今後のポイントになりそうです。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ラインから上の位置でデッドクロスしていますが、0ラインを下回っていません。そしてシグナル(水色線)も横ばいです。
ストキャスティクスをみてみると、オレンジ色枠内ですが、20%の売られ過ぎゾーンから若干の反発といった感じです。ストキャスティクスだけですと、まだ判断できません。
fa-check日足のポイント
- 移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- 移動平均線の中期線が今後のポイント
- MACDは、デッドクロスだが、シグナルは横向き
- ストキャスティクスは、20%の売られ過ぎゾーンから若干反発
4時間足チャート
ドル円の4時間足チャートです。
移動平均線をみてみると、①緑色の丸部分ですが、赤色の短期線と、青色の中期線がデッドクロスしました。次いで、②緑色の丸部分で赤色の短期線と、黒色の長期線がデッドクロスしています。
下降のパーフェクトオーダーになるかは、まだ分かりませんが、短期線が中期線・長期線を下抜いてきたということが事実としてあります。今後は、黒い長期線がレジスタンスになっていきそうです。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ラインより下で推移しています。しかし、上昇気配でもあります。ヒストグラム(グレー)のボリュームも切りあがっています。
ストキャスティクスをみてみると、オレンジ色枠内ですが、20%と80%の間で往復運動しています。
直近では20%ラインを下抜けた後上昇しています。ただ、%K(赤色)と%D(黄緑色)が50%までは届かずに、デッドクロスしそうな雰囲気に見えます。
fa-check4時間足のポイント
- 移動平均線は、短期線が、中期・長期線を下抜け
- 移動平均線の長期線が、レジスタンスになる
- MACDは、0ラインより下の位置だが上昇気配
- ストキャスティクスは、上昇勢いなさそう
1時間足チャート
ドル円の1時間足チャートです。
移動平均線ですが、①~③を比べてみてください。①直近の移動平均線は、②・③に比べて3本の線が絡み合っていますよね。方向が定まっていない感じです。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ラインより下でほぼ横ばい状態で推移しています。
ストキャスティクスをみてみると、オレンジ色枠内ですが、80%ラインは上抜けしないのに、20%ラインは下抜けが多発しています。下落基調が見受けられます。
fa-check1時間足のポイント
- 移動平均線は、3本の線が絡み合っている状態
- MACDは、横ばい状態
- ストキャスティクスは、20%下抜けが多い。下落基調か?
USD/JPY(ドル円)まとめ
- 日足⇒移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- 日足⇒移動平均線の中期線が今後のポイント
- 日足⇒MACDは、デッドクロスだが、シグナルは横向き
- 日足⇒ストキャスティクスは、20%の売られ過ぎゾーンから若干反発
- 4時間足⇒移動平均線は、短期線が、中期・長期線を下抜け
- 4時間足⇒移動平均線の長期線がレジスタンスになる
- 4時間足⇒MACDは、0ラインより下の位置だが上昇気配
- 4時間足⇒ストキャスティクスは、上昇勢いなさそう
- 1時間足⇒移動平均線は、3本の線が絡み合っている状態
- 1時間足⇒MACDは、横ばい状態
- 1時間足⇒ストキャスティクスは、20%下抜けが多い。下落基調か?
ドル円の日足~1時間足までをまとめてみました。
今回は下の画像を使い、イメージ図で結論を出します。
ドル円の、どの時間のチャートかは、明記しませんので、ご了承ください。結論を言うと、③ピンク色の三角地帯抜けからの取引です。
そして、上昇の場合は①赤色の線のイメージ、下降の場合は②水色の線のイメージです。①上昇の場合は、押しがもう少し入るかもしれません。
いずれにしても③ピンク色の三角地帯がポイントになりそうです。そしてローソク足が③のエリア外に出たときに、インジケータとの相談でエントリーをする。
この戦略がよさそうです。
お知らせ
先週も告知しましたが、『週間チャート分析』記事は、一般公開は年内で終了(12月15日公開分まで)し、来年からは無料会員限定記事になります。3ヶ月以上にわたり、毎週複数通貨ペアを分析してきました。
過去の記事を読んでいただけると分かりますが、勝率は70%を超えています。なので、今後も読みたいと思っている方は、当ブログ、そして、ツイッターでも情報発信をしているので、フォローしておいてください。近いうちに無料会員登録方法をお知らせいたします。
また、無料会員限定記事では、今まで以上の精度の高い内容を書いていく予定です。
それは、実際に僕がFX取引で使っている分析ツール、チャートのどの部分をチェックしているか、エントリー&イグジットのポイント・・・などの内容です。
今回は、もう1通貨ペアを分析しています。
それでは、来週からのFX取引を、一緒に頑張りましょう。