前記事ではドル円の週間チャート分析をしました。
引き続き分析を続けていきます。
今回分析していくのは、管理人が、普段監視している通貨ペアの中から、来週はチャンスかも、という通貨を説明していきます。
今回も、一目均衡表とMACDを使っていきます。
目次
【FX】週間チャート分析【2019・9/9~9/13】【PART2】
今回使用するインジケータ:一目均衡表、MACD
前記事同様、一目均衡表とMACDを使用していきます。
今回分析していく通貨ペアはEUR/AUD(ユーロ・オーストラリアドル)です。
もしかしたら、fx初心者の方や、クロス円しか取引をしない方は、あまりなじみのない通貨かも知れませんね。
EUR/AUDの特徴は、そこそこのボラティリティがあることです。そして欧州と、オセアニアの組み合わせによる通貨ペアということです。
さらにいうと、基軸通貨である、ドル円と、基軸通貨に近い日本円がはいっていない組み合わせです。
なので、クロス円や、ドルストレートなどの通貨ペアに動きがあまりない場合は、EUR/AUDで取引するのも、一つの選択肢かなぁと思います。
興味がある方は、監視してみてくださいね。
EUR/AUD(ユーロ・オーストラリアドル)
fa-check 日足
日足チャートです。全体の流れは上昇ですが、先週は大きく下落して終わりました。ポイントは3つあります。
fa-check 3つのポイント
①:チャート上①のオレンジ色枠内の、ローソク足の波形でチャートパターンが出ています。ダブルトップですね。そして、横ばいの下降雲(ピンク色)を下抜いて取引が終了しています。
②:MACDをみると、お盆を過ぎたあたりからMACDがデッドクロスしています(緑色の丸部分)。
③:赤色丸部分をみると0ラインを下抜けしています。
fa-check 4時間足
4時間足チャートです。ポイントは3つあります。
fa-check 3つのポイント
①:チャート上①オレンジ色枠内ですが、下降雲になっています。そして、まだ雲の厚みもあります。
②:チャート上②水色で囲った枠内ですが、日足で説明したダブルトップの区間です。
4時間足の一目均衡表ですが、雲の『時間の流れ方』がきれいですね。
上昇雲(水色部分)から始まって、雲が横ばいになり、そして現在は下降雲(ピンク色の部分)に差し掛かってきてます。
③:MACDの③赤色で囲った2箇所をみてみると、一度、小さめのゴールデンクロスを形成しましたが、すぐにデッドクロスしています。
最後に1時間足をチェックしてみましょう。
fa-check 1時間足
1時間足のチャートです。完全に下降トレンドですね。
EUR/AUD(ユーロ・オーストラリアドル)まとめ
- 日足⇒ダブルトップを形成した後に、下抜けしている
- 日足⇒MACDがデッドクロスしている
- 日足⇒MACDが0ラインを下抜けしている
- 4時間足⇒一目均衡表の雲は、下降雲になっている
- 4時間足⇒MACDがデッドクロスしている
- 1時間足⇒下降トレンド形成中
日足~1時間足のチャートを分析をしてきました。
こう見ていくと、EUR/AUDの通貨ペアに関しては、ショート一択でよさそうですね。
とはいえ、チャートは波形を描きながら上下していきます。4時間足のMACDだけを、さらに細かく分析していくと、多少戻りが入ってきそうな雰囲気にも見えます。
ここでは、チャート画像を掲載していませんが、15分足のMACDをみると、ゴールデンクロスしています。ショートを狙うにしても、15分足のMACDをチェックしてからでよいと思います。
更に付け加えると、具体的な理由を言うことは控えますが、別のテクニカル分析をした結果、ショートを考えるとしても、ゴール地点は1.60500~1.60000の間くらいまでで、一度取引を手仕舞いさせた方が無難です。
トレンドは、永遠に続くものではありません。どこかで終わります。なので、FX取引をするときは、その辺のことも考慮しながらトレードしていきましょう。
いかがでしたか?
EUR/AUD(ユーロ・オーストラリアドル)について分析してみました。
この通貨ペアに限ったことではないですが、FX(外国為替)を投資の対象にしている方で、初心者の方や、なかなか資産を増やすことができていないかたは、FXの勉強方法の一つとして、いろいろな通貨ペアを検証・分析してみるというのもありかなぁと思います。
それは、あなたの手法・ルールが現在取引している通貨ペアにはマッチしていないけど、別の通貨ペアで試してみたらマッチした。ということも考えられます。
とはいえ、自分のトレードを検証するには、トレードノートをつけていくことが必要になってきます。
1つの通貨を徹底的に分析する。というのも有効な手段ですし、先ほど述べた多通貨を検証し、合うものをその都度選択して取引をする。というやり方も有効な手段です。
来週の週間チャート分析は、なるべくメジャーな通貨を選ぶようにしたいと思います。
それでは、来週もFXトレードを、一緒にがんばりましょう!