こんにちは、ナオトです。
今週のトレードはどうでしたか?今週中盤戦は、あまり値動きがなく、我慢する時間が長かったのではないでしょうか。
来週末はもう11月ですねぇ。今年も残りわずかになってきました。年末まで気を引き締めていきましょう。
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前回同様に
fa-check 一目均衡表⇒雲のみを表示、上昇雲・水色/下降雲・ピンク色
fa-check ボリンジャーバンド⇒1σオレンジ色、2σ緑色
fa-check RSI⇒期間9日
fa-check MACD⇒期間9日
各インジケータについて、詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
USD/JPY(ドル円)
日足チャート
USD/JPYの日足チャートです。
①の緑色の丸部分ですが、ここは、先週分析した際に言った目立つ高値の部分です。今週も超えられませんでした。
②のオレンジ色の横ラインを引いてみました。このあたりが抵抗帯になっている感じですね。先週初めにいい形で押しが入ったように見えましたが、上昇パワーがなかったですね。
とはいえ、極端に下落する気配も感じられません。直近2本のローソク足を見ると、2本ともややコマ足に近い形で終わっています。相場が少し迷っている感じです。
ボリンジャーバンドをみると、③の赤色枠内ですが、上昇のエクスパンションしています。そして、ローソク足が1σに沿うように上昇しています。
④の黒色の矢印は一目均衡表の雲の流れを表しています。
RSIをみると、ピンク色の丸部分ですが、60%近辺で推移しているのが分かりますね。
MACDをみると、水色の丸部分ですが、ややデッドクロスしそうな雰囲気です。
日足だけで分析すると、まだ、どちらの方向に行くか読めない展開です。
fa-check日足のポイント
- 108.80近辺にレジスタンス(抵抗帯)がありそう
- ボリンジャーバンドは上昇のエクスパンション
- 一目均衡表は上昇雲形成
- RSIは60%近辺で推移している
- MACDは、ややデッドクロス
4時間足チャート
ドル円の4時間足チャートです。
ボリンジャーバンドをみてみると、①のオレンジ色枠内ですが、レンジの上限近辺に価格がある状態です。ボリンジャーバンドの形状も、やや横ばいといった感じです。
一目均衡表をみると、②の赤色丸部分ですが、上昇雲ではありますが、雲の厚みが薄くなっていますよね。上昇角度もなくなっています。
③の黒い横ラインを引いてみました。価格を見ると、108.30~108.50です。この価格帯を下抜けると下落方向に進む気配です。
RSIをみてみると、緑色の丸部分ですが、角度をつけながらの下落です。とはいえ、まだ50%ラインは下回っていません。
MACDをみると、茶色の枠内ですが、ほとんどが0ラインで推移しています。
この状態は、最近ではなかった気がします。嵐の前の静けさですかねぇ。これは、ほとんど商いがされていない状態です。
fa-check 4時間足のポイント
- 価格がレンジの上限付近
- ボリンジャーバンドは横ばい状態
- 一目均衡表は、上昇雲だが、雲の厚みがない
- 108.30~108.50がサポート帯かも
- RSIは、下落しているが50%ラインより上に位置している
- MACDは、ほとんど動きがない
1時間足チャート
ドル円の1時間足チャートです。
まず注目は、①ですが、今週の値幅が約50pipsだったことです。5日間を通してこの値幅だと、取引するのも厳しかったですね。
そして、この記事を書いている途中で気づいたのですが、来週は10/30の夜中にFOMC、11/1に米雇用統計があります。
この2つのイベントによる影響かも知れませんね。いずれにしても、月末月初で大きく動きそうですね。
チャートに戻りますが、②のピンク色枠内ですが、ボリンジャーバンドは開いてはいますが、収縮しそうな気配です。
一目均衡表はというと、上昇雲ですが、ほぼ横ばい状態です。
RSIをみてみると、緑色の丸部分ですが、ちょうど50%ライン辺りにいます。
MACDをみると、4時間足と同様に0ラインで推移しています。
fa-check 1時間足のポイント
- レンジ相場
1時間足チャートを分析すると、この一言に尽きます。
USD/JPY(ドル円)まとめ
- 日足⇒108.80近辺にレジスタンス(抵抗帯)がありそう
- 日足⇒ボリンジャーバンドは上昇のエクスパンション
- 日足⇒一目均衡表は上昇雲形成
- 日足⇒RSIは60%近辺で推移
- 日足⇒MACDは、ややデッドクロス
- 4時間足⇒価格がレンジの上限付近
- 4時間足⇒ボリンジャーバンドは横ばい状態
- 4時間足⇒一目均衡表は、上昇雲だが、雲の厚みがない
- 4時間足⇒108.30~108.50がサポート帯かも
- 4時間足⇒RSIは、下落しているが50%ラインより上に位置している
- 4時間足⇒MACDは、ほとんど動いていない
- 1時間足⇒レンジ相場
USD/JPY(ドル円)の日足~1時間足までをまとめてみました。
結論から言うと、FOMCまでは触らない。ドル円に関しては様子見が良いと思います。
理由としては、テクニカル分析から言えば、上は108.80~108.90がレジスタンス、下は108.30~108.50がサポートしている状態です。
どちらにいくにしても、現状は仕掛けどころがない感じに見えます。
ファンダメンタルズ的に言えば、先ほども話した通り、来週末にFOMC、米雇用統計が控えているからです。
『待つも相場』と言いますので、じっくり構えていく方が良いと思います。
いかがでしたか?
来週中盤までは『待つのが大事』という結論になりました。
ご覧になった方の中には、せっかく分析したのに・・・と思う方もいるかもしれませんね。
けれども、このテクニカル分析をしたからこそ『様子見をする』という答えを出せたわけです。なので、テクニカル分析することが無駄という事はありません。
そして、相場は分析通り動くわけではないので、相場が急に動いた時は注意が必要です。
飛び乗りエントリーをして、思わぬ損失を出さないよう気を付けましょう。
僕と同じテクニカル分析をしてみたいという方は、同じFX会社に口座を開設すればMT4を無料で使えます。
このMT4が便利なのは、チャート上から直接注文が出せることです。
詳しく知りたいという方は、こちらを参考にしてください。
それでは、来週もトレードを一緒に頑張りましょう。
ちなみに、もう1通貨ペアを分析しています。↓↓↓↓