こんにちは、ナオトです。
週間チャート分析の3通貨目は豪ドル円です。
ドル円・ユーロ円は、チャート分析完了です。まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ
昨日ツイートしたのですが、大事だと思ったので、載せてみました。
これは、金曜日にバイナリーオプションという投資を取引した際に、改めて思ったことです。
利益が出たら、その日の取引は勝ちで終わらせる。
この積み重ねだと思います。なのでFX取引も、引き際には気を付けましょう。
なお、バイナリーオプション取引の画像や、動画をご覧になりたい方は、ツイッターをチェックしてみてね。きっちり勝たせてもいました(笑)
それでは、チャート分析をしていきます。
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前回同様です。
fa-check-circle 移動平均線⇒(SMA:単純移動平均線)25日・赤色
fa-check-circle 一目均衡表⇒雲のみを表示、上昇雲・水色/下降雲・ピンク色
fa-check-circle ADX/DMI⇒ADX・黄緑色/+DI・赤色/-DI・水色
fa-check-circle RSI⇒期間9日
各インジケータを詳しく知りたいという方は、こちらをどうぞ
関連記事【インジケータ講座】ADX・DMI【FXのはじめかたvol. 25】
関連記事【インジケータ講座】R S I【FXのはじめかたvol.16】
関連記事【インジケータ講座】一目均衡表【FXのはじめかたvol.14】
関連記事【インジケータ講座】移動平均線【FXのはじめかたvol.12】
AUD/JPY(豪ドル円)
日足チャート
豪ドル円の日足チャートです。豪ドルは、オーストラリアドルのことです。
全体的な流れを見ると、クロス円全体に言えますが、ゆるやかに下落から上昇へ転換している印象です。
移動平均線をみてみると、②水色丸部分ですが、上昇からの横ばいに変わってきています。ローソク足は、移動平均線の下の位置で終わっています。ただ、木曜日に下げた分を、金曜日にはほぼ戻しています。
一目均衡表の雲は、上昇雲で傾きもあります。
ADX/DMIをみてみると、オレンジ色枠内ですが、ADXは強烈な上昇勢いですね。30を大きく上回っています。一方で、+DIと-DIが入れ替わっています。
RSIをみてみると、買われ過ぎゾーン近くで推移していましたが、先週に下落しています。しかし、売られ過ぎゾーン手前で反発して、現在は50%ラインの少し下に位置しています。
fa-check日足のポイント
- 移動平均線は横ばいで、ローソク足は移動平均線の下の位置
- 一目均衡表の雲は、上昇雲で傾きもある
- ADXは、トレンド勢いあり
- DMIは、+DIと-DIが入れ替わっている
- RSIは、30%の手前から反発
4時間足チャート
豪ドル円の4時間足チャートです。
長期的にチャートを見ると、現在価格は押し目からの上昇とみれますし、直近のチャートからみると下降からの戻り、という風に見えますよね。
なかなか判断が難しい位置にいます。
移動平均線をみてみると、①水色丸部分ですが、下降から横ばいになっています。ローソク足は、移動平均線近くにあります。
一目均衡表をみてみると、水色の上昇雲から、ピンク色の下降雲にちょうど切り替わるところですね。
③の緑色の三角形は一目均衡表の雲とローソク足の空間を表しています。番号が何故か②ではなく③になっています。気にせず先に進みます。
この③の三角形エリアでの価格の動きになると判断できます。上昇余地もありますし、三角形のエリアを下抜けたら下落勢いが出てきそうな気配です。
ADX/DMIをみてみると、オレンジ色枠内ですが、下降の勢いは弱まって、+DIが20~30のエリアにはいってきています。
RSIをみてみると、赤色枠内ですが、50%ラインを超えてまだ上昇しそうですね。
fa-check4時間足のポイント
- 移動平均線は横ばい
- 一目均衡表の雲は、上昇雲から下降雲へ切り替わる箇所
- ADX/DMIは、下降の勢い弱まる
- RSIは、50%ラインを超え、まだ上昇しそう
1時間足チャート
豪ドル円の1時間足チャートです。
①水色丸部分ですが、ローソク足の大きさが小さくなっています。上昇はしているものの勢いは弱まっている感じですね。
移動平均線は横ばいから上昇に向かい、角度もついています。
一目均衡表をみてみると、②緑色枠内ですが、下降雲の角度が横ばい状態で、雲の厚みがあります。しばらくもみ合う感じですかね。
ADX/DMIをみてみると、オレンジ色枠内ですが、ADX(黄緑色)は大きく上昇しています。
確認のために説明しておくと、ADXが上昇している場合は、『トレンドが出ている』という意味です。なので、上昇トレンド、下降トレンドどちらの場合でも、トレンドが強ければADXは上昇します。
そして、どちらのトレンドが強いの?を知るために+DI(赤色)-DI(水色)をチェックします。
DMIをみてみると、+DIが-DIを上抜けして、30近くまで上昇しています。この場合は、上昇トレンドが強い。という事を表しています。
RSIをみてみると、赤色枠内ですが、買われ過ぎゾーンの目安である70%を、大きく上抜いています。
1時間足のADX/DMIとRSIを見る限りでは、このまま上昇していく印象ですね。
fa-check1時間足のポイント
- 移動平均線は上昇方向
- 一目均衡表は、下降雲の角度は横向きで、雲の厚みがある
- ADX/DMIは、上昇トレンドで、勢いもある
- RSIは、買われ過ぎゾーン目安である70%を、大きく上回っている
AUD/JPY(豪ドル円)まとめ
- 日足⇒移動平均線は横ばいで、ローソク足は移動平均線の下の位置
- 日足⇒一目均衡表の雲は、上昇雲で傾きもある
- 日足⇒ADXはトレンド勢いがある
- 日足⇒DMIは、+DIと-DIが入れ替わっている
- 日足⇒RSIは30%手前から反発
- 4時間足⇒移動平均線は横ばい
- 4時間足⇒一目均衡表の雲は、上昇雲から下降雲へ切り替わる箇所
- 4時間足⇒ADX/DMIは、下降の勢い弱まる
- 4時間足⇒RSIは、50%ラインを超え、まだ上昇しそう
- 1時間足⇒移動平均線は上昇方向
- 1時間足⇒一目均衡表は、下降雲の角度は横向きで、雲の厚みがある
- 1時間足⇒ADX/DMIは、上昇トレンドで、勢いもある
- 1時間足⇒RSIは、買われ過ぎゾーン目安である70%を、大きく上回っている
豪ドル円の日足~1時間足までをまとめました。
インジケータで判断する限りは、買い戦略でよさそうです。ですが、正直なところを言うと、明確なエントリーポイントが見えません。
なので、豪ドル円を取引するとしたら、明日以降のチャートの動きで判断する。という流れになります。
逆に言えば、判断に迷った通貨ペアは触らない。ということが分かったので、他の通貨ペアでチャンスを待つというのも方法の一つです。
テクニカル分析をしていく中で、こういった迷う場面は度々あります。こういった場合は、『判断できないという判断をした』と考えてみてください。こう考えると、リスク回避をしたことと同じ意味がありますよ。
FX取引では、『見逃し三振でアウト』というルールはないので、思い切りよく見逃しましょう。そして、甘い球を待てれば、ヒットを打つ確率も高くなります。
いかがでしたか?
4通貨目の週間チャート分析はこちらをどうぞ
FX取引では、利益を出すのが目的ですが、それよりも、損失を減らすということが重要です。
インジケータだけを信じると、痛い目に合うかもです(笑)
痛い目に合わないためにも、しっかりとFXの基礎を学びたいですよね。FXの基礎を勉強したいと思った方は、こちらを参考にしてみてください。
それでは、明日からのFX取引を、一緒に頑張りましょう。