こんにちは、ナオトです。
前回はドル円を分析しました。まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ
今回分析する通貨ペアは、CHF/JPY(スイスフラン円)です。
そういえば、先週の金曜日は、今年最後の米雇用統計がありましたね。僕は、トレードしなかったのですが、指標の結果は良かったですね。
とはいえ、雇用統計は大きく値が動く場合が多いので、取引には十分注意が必要です。
目次
今回使用するインジケータ
今回使用するインジケータは、前回同様です。
fa-check-circle移動平均線(SMA)⇒短期線25日・赤色/中期線50日・青色/長期線75日・黒色
fa-check-circleMACD⇒期間9日
fa-check-circleストキャスティクス⇒%K赤色/%D黄緑色
インジケータの詳しい使い方を知りたい方は、こちらをどうぞ
CHF/JPY(スイスフラン円)
日足チャート
スイスフラン円の日足チャートです。
全体的な流れを見ると①黒色の枠で囲ったエリアが上昇へのレジスタンス・抵抗帯にみえます。直近のローソク足も①黒色のエリア付近で、一気に落とされています。上値が重くなっていそうですね。
移動平均線をみてみると、②緑色の丸部分ですが、短期線・中期線の順に長期線を上抜いて、現在は上昇パーフェクトオーダーになっています。上値は重いですが、移動平均線のみの判断だと上昇傾向です。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ラインより上で推移しています。シグナル(水色)は横向きで、ヒストグラム(グレー)のボリュームはあまりありません。
ストキャスティクスをみてみますと、80%の買われ過ぎゾーンで若干のもみ合いがあり、そのあと下落しています。ローソク足との動きは合っていますね。
ただし、50%のラインは下抜けていないので、まだ上昇傾向と言えます。
fa-check日足のポイント
- ①黒色のエリアがレジスタンスになっている
- 移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- MACDは、0ラインより上の位置だが、シグナルは横向き
- ストキャスティクスは、80%ラインから下落したが、50%ラインは抜けていない
4時間足チャート
スイスフラン円の4時間足チャートです。
①黒色のエリアをローソク足が下抜けてきました。直近だけ見ると下落していきそうな勢いです。しかし、移動平均線の長期線(75日線)がサポートしてます。
少し前からのローソク足の波の形を見ると、ほぼ3波に到達後、下落しています。上昇5波が終了し、現在は下り1波途中、もしくは1波終了か?といったところです。
なので、今後の展開は『一度上昇した後に、再下落する』。こんな展開が予想できます。
移動平均線をみてみると、②緑色の丸部分ですが、中期線が長期線を上抜いて、上昇パーフェクトオーダーになっています。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ラインより上から穏やかにデッドクロスしています。が、0ラインは下抜けていませんね。
ストキャスティクスをみてみますと、オレンジ色枠内ですが、徐々に波の振り幅が小さくなっています。これから反発するのか、20%ライン付近にとどまってしまうのか注目です。
fa-check4時間足のポイント
- ローソク足の波の形は『上昇後に再下落』が予想される
- 移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- MACDは、0ライン上からのデッドクロス、0ラインは下抜けていない
- ストキャスティクスは、徐々に波の振り幅が小さくなっている
1時間足チャート
スイスフラン円の1時間足チャートです。
②黒色のエリアがレンジ相場といった感じで、レンジ相場をローソク足が下抜けてきました。
移動平均線をみてみると、①緑色の丸部分ですが、短期線が中期・長期線を下抜けしています。さらにその先を見ると、中期線が長期線を下抜いてきそうな気配が見えます。
そうなると、下降のパーフェクトオーダーということになります。
MACDをみてみると、赤色枠内ですが、0ライン付近でデッドクロスして勢いがありました。ただ、今後は切り返してくる感じです。
ストキャスティクスをみてみますと、オレンジ色枠内ですが、20%ラインを下抜けた後、上昇に転じています。%Kと%Dがゴールデンクロスしています。
fa-check1時間足のポイント
- 移動平均線は、短期線が、中長期線を下抜け
- MACDは、底をつけての切り返しか?
- ストキャスティクスは、%Kと%Dがゴールデンクロス
CHF/JPY(スイスフラン円)まとめ
- 日足⇒①黒色のエリアがレジスタンスになっている
- 日足⇒移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- 日足⇒MACDは、0ラインより上の位置だが、シグナルは横向き
- 日足⇒ストキャスティクスは、80%ラインから下落したが、50%ラインは抜けていない
- 4時間足⇒ローソク足の波の形は『上昇後の再下落』が予想される
- 4時間足⇒移動平均線は、上昇パーフェクトオーダー
- 4時間足⇒MACDは、Oラインより上からのデッドクロス、0ラインは下抜けていない
- 4時間足⇒ストキャスティクスは、徐々に波の振り幅が小さくなっている
- 1時間足⇒移動平均線は、短期線が、中長期線を下抜け
- 1時間足⇒MACDは、底をつけての切り返しか?
- 1時間足⇒ストキャスティクスは、%Kと%Dがゴールデンクロス
スイスフラン円の日足~1時間足までをまとめてみました。
今回も、ドル円同様に画像を使い、イメージ図で結論を出してみます。
③赤色丸部分が現在価格付近です。①青色と②緑色はトレンドラインを表しています。
結論としては、④ピンク色丸部分の2箇所が決済ポイント、つまり、売り戦略です。
⑤緑色エリア、⑥オレンジ色エリアが戻り候補です。
④ピンク色丸部分が決済ポイントなので、リスクリワードと相談しながら、エントリーポイントを絞っていく感じです。
お知らせ
先週も告知しましたが、『週間チャート分析』記事の一般公開は年内で終了(12月15日公開分まで)し、来年からは無料会員限定記事になります。3ヶ月以上にわたり、毎週複数通貨ペアを分析してきました。
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さらに、限定記事では、インジケータの設定数値、まだ説明していないチャートの使い方なども、徐々に公開していく予定です。
それでは、明日からのFX取引を一緒に頑張りましょう。