【FX】ダイバージェンスを利用してチャートの天底を見極める取引手法

B!

こんにちは、ナオトです。

チャート上には目を凝らして分析していくと、チャートがいろいろなサインを送ってくれていることがわかります。その中のサインの一つにダイバージェンス現象というものが存在します。

この記事を読み進めていくうちにダイバージェンス現象について理解が深まり、FX取引に活用できるようになります。ダイバージェンス現象は簡単に言うとトレンドの転換を示唆してくれます。トレンドの転換ということは、価格がチャートの天井圏・安値圏にある状態から反転上昇・下落することです。

この天井圏・安値圏を見極められると利益幅も大きく取れ、あなたの資産も劇的に増えていくかもしれません。今回はこのダイバージェンス現象の見方や注意点、さらには取引方法について説明していきます。

ダイバージェンスって聞いたことはあるけど、
いまいちピンとこないなぁ

なお太郎
よくいわれるのは
逆行現象と訳されるぜ

なお太郎
つまり、何かと何かが逆になることだな

なるほどね。
何と何が逆になるんだろう?

なお太郎
それはこの記事を読んでいけばわかるぜ。
最後に取引のやり方のコツもわかる。

了解です~
FX関連のことをつぶやいてるよ
Twitterナオト:(@fpnaoto_fxtrade )
この記事でわかること

ダイバージェンス現象の意味
ダイバージェンス現象の見方
ダイバージェンスを利用した取引方法
ダイバージェンス現象の注意点

上記内容が読み進めていくうちにわかるようになります。


目次

ダイバージェンス現象とは?

ダイバージェンス現象とは

価格とオシレーターの値が逆行する現象

このような現象になることをダイバージェンス現象と呼びます。分岐とか相違といった意味もあります。「二つのものが離れていく様子」を指す言葉でもあります。この二つのものとは価格オシレーターです。この値が離れていくとダイバージェンス現象が起こります。
オシレーターって何?と思う方もいますよね。オシレーターとはオシレーター系インジケータのことです。例を挙げるとRSI・MACD・ストキャスティクスなどがオシレーター系のインジケータです。
各インジケータの使い方はこちらの記事が参考になります。
このインジケータの値と価格の動きが逆になると、それまで価格が向かっていた方向から反転、すなわちトレンド転換する可能性があることを示してくれます。ダイバージェンス現象についてはいろいろ書かれていますが、ここではシンプルにわかりやすいもの、使いやすいものに絞って説明します。あまり種類が多くても使うのが難しくなりますし、第一に覚えられませんから(笑)ですので、2種類に絞ります。FX取引に利用しやすいものを覚えればよいです。大事なのは知識を詰め込むのではなく勝つ可能性が高いことを身に付けることです。

ダイバージェンスの見方と取引方法

ここからはチャート画像を使って具体的な見方と取引方法について説明します。

ダイバージェンス現象を利用した取引方法について、こちらの動画でもご覧いただけます↓↓↓↓

強気のダイバージェンス現象

強気のダイバージェンスは下降トレンド時に発生する買いのサインです。

オシレーター系のインジケータはRSIを使います。

まず最初に知っておいてほしいことは、ダイバージェンスが逆行現象と呼ばれるように、逆行しないで価格とオシレーターが同調することをコンバージェンスといいます。

価格①の安値から②の安値は切り下がっていますよね(緑色丸部分)。そのときのRSIの値を見ると(赤色丸部分)価格と同じく切り下がっています。このように価格とRSI(オシレーター系のインジケータ)が同じ動きをすることをコンバージェンスといいます。

一方で価格②の安値と③の安値は切り下がっています。その時のRSIの値をみると切り上がっています。これが強気のダイバージェンスです。この場合は下落の底値が近く、反転上昇する可能性が高いサインとなります。

注意点としては、何でもそうですが相場に100%、絶対という言葉はありません。ダイバージェンスを発見したからといってすぐにエントリーするのは危険です。ですのでトレンド系のインジケータも確認しつつ買いエントリーの準備をするようにしましょう。備えあれば患いなしです。

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弱気のダイバージェンス現象

弱気のダイバージェンス現象は上昇トレンド時に発生する売りのサインです。
チャート画像のように価格は高値を切り上げているにもかかわらずRSIの値は高値を切り下げています。
このような場合は今後価格が下落してくる可能性が高いことを示しています。トレードをする際には、強気のダイバージェンスと同様に、トレンド系のインジケータも確認して売りエントリーの準備をします。
先ほどは価格の下降時のコンバージェンスについて説明しましたが、価格の上昇時にもコンバージェンスはもちろんあります。価格①の高値と②高値が切り上がっています。そしてその時のRSIの値も切り上がっています。これはコンバージェンスですね。
価格②の高値と③の高値は切り上がっています。RSIの値は切り下がっています。これはダイバージェンス現象ですね。
そして、ダイバージェンスを利用した取引方法のもう一つの使い方は

決済(利確・損切)注文に使う

という使い方があります。ダイバージェンスを発見したら、その後はそれまでのトレンドと逆に行く可能性があるということがわかっていますよね。ですので、そこがトレンドの天井圏・底値圏という判断ができます。ポジションを保有中の場合にダイバージェンスが出てきたらいったん決済してしまうのが最良の選択です。

ダイバージェンス現象のまとめ

ダイバージェンス現象とは
価格とオシレーターの値の逆行現象のこと
RSI・MACD・ストキャスティクスなどを使う
トレンド転換を示してくれる
強気・弱気のダイバージェンス現象がある
強気のダイバージェンス⇒下降トレンド中⇒買いサイン
弱気のダイバージェンス⇒上昇トレンド中⇒売りサイン
ダイバージェンスは決済注文にも使える

ダイバージェンス現象についてまとめました。ダイバージェンス現象を知っていると高値圏での高値掴みや、底値圏での安値掴みが減ってくると思います。とはいえダイバージェンス現象が起きたからといって相場がすぐに反転するかと言えばそうでもないです。その点を注意して、他のトレンド系インジケータを組み合わせていく方法がベターです。
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