今週のトレードはいかがでしたか?
今週は価格の上下動が激しかったですね。ドル円は長いレンジを経て、価格が上抜けしてきました。株価も上昇しているので、来週も円安基調でいくのでしょうか?
そして今週は何といっても、ECB政策金利での、ユーロがらみの通貨の全戻し以上の逆噴射にはびっくりしました。
思わずTwitterでつぶやいてしまいました(笑)
余談ですが、管理人はTwitterでも情報発信しています。
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それでは、来週に向けてのドル円のチャート分析をしていきます。
目次
【FX】週間チャート分析・ドル円【2019・9/16~9/20】
今回使用するインジケータ:ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、RSI
USD/JPY(ドル円)
fa-check-circle 日足
ボリンジャーバンド⇒緑色は2σ、点線のオレンジ色は1σを表示させています。
ストキャスティクス⇒チャート下に表示(赤色と青色の2本の線)、赤色が%K、青色が%D
RSI⇒チャートの一番下に表示、期間9日(水色の線)
ドル円に関しては、今週はずっと上昇していました。黒の横線をブレイクして、レンジを抜けてきました。日足だけを見ると、押し目もなく上昇していきました。強いトレンドが出ています。ボリンジャーバンドはエクスパンションして+2σをバンドウォークしています。
ただし金曜日(昨日)のローソク足が、コマ足で終わっています。オシレーター系の2つのインジケータも、それぞれ買われ過ぎ水準をこえています(緑色の丸部分)ので、来週は押し目が入るのかな?といった状況です。しかも、ストキャスティクスは%Kと%Dがデッドクロスしています。
fa-check 3つのポイント
①:昨日の終値のローソク足が、コマ足
②:ボリンジャーバンドが+2σバンドウォーク
③:ストキャスティクス、RSIともに買われ過ぎ水準に達している
fa-check-circle 4時間足
4時間足のチャートです。ポイントは3つあります。
fa-check 3つのポイント
①:チャートに青色の2本の線を引いてみました。過去チャートを見たときに、サポートとレジスタンスになりそうな箇所です。
②:ボリンジャーバンドの上昇の角度が急ですよね。中心線は移動平均線なのでかなりの角度がついているのが分かると思います。
しかし、ボリンジャーバンドが収縮の形になりつつあります。そしてローソク足が+1σ(オレンジ色の点線)を割り込んできています。(赤色丸部分)
③:ストキャスティクスが、日足と同様にデッドクロスしています。長期足の2つがデッドクロスしていることになります。
fa-check-circle 1時間足
最後に、1時間足のチャートです。ポイントは3つあります。
fa-check 3つのポイント
①:ボリンジャーバンドが水平になっています(赤色丸部分)。ローソク足もレンジを形成しています。このままスクイーズしそうな感じですね。
②:ストキャスティクスがデッドクロスしています。日足、4時間足、そして1時間足すべてがデッドクロスしていることになります。
③:RSIは50%付近にいます。(ピンク色丸部分)RSIだけで見ると、上下どちらにも行く可能性があります。
USD/JPY(ドル円)まとめ
- 日足⇒ローソク足の形がコマ足
- 日足⇒ボリンジャーバンド+2σバンドウォーク
- 日足⇒ストキャスティクスがデッドクロス
- 4時間足⇒サーポートライン、レジスタンスラインのほぼ中間地点に価格がきている
- 4時間足⇒ボリンジャーバンドの中心線の角度が急角度で上昇だが、バンドの形は収縮
- 4時間足⇒ストキャスティクスがデッドクロス
- 1時間足⇒ボリンジャーバンドとローソク足が水平に推移している
- 1時間足⇒ストキャスティクスがデッドクロス
- 1時間足⇒RSIは50%付近
日足から1時間足までをまとめてみました。
前提としてあるのは、長いレンジ期間を経て価格が上抜けしたことです。なので基本的には上目線での戦略を立てた方が安全です。
しかし、ストキャスティクスが全ての時間足でデッドクロスしています。いったんは押しが入ってくると考えられます。なので、下がったら買うというのがベターですね。
ポイントとしては、チャートに引いた青色のサポートラインまでがMAXの価格が下がってくるところ、押しが軽いようなら、1時間足のボリンジャーバンド-2σタッチといったところではないでしょうか?
繰り返しますが、全時間足のストキャスティクスがデッドクロスしているので、買いでエントリーする場合は1時間足のストキャスティクスがゴールデンクロスしてからのほうがベターではないでしょうか。
いかがでしたか?
ドル円のチャート分析をしてみました。
分析はしたのですが、来週は18日の夜中にFOMCがあります。このアメリカの経済指標の結果次第では状況が一変する可能性もあります。
なのでFOMC前に持っているポジションは、決済しておく方が安全ですね。
FOMCがあるので『週間チャート分析』は、ドル円のみとさせていただきます。
それでは、来週も一緒にトレードを頑張りましょう!