【FX】ドル円を取引するときは、相関関係を利用して攻略する!

B!

こんにちは、ナオトです。

ドル円をメイン通貨として取引をしているFXトレーダーは多いですよね。ドルに関しては、世界の基軸通貨なので情報量も豊富で人気の通貨ペアです。

しかしこの情報もうまく利用しているトレーダーと、利用できずにいるトレーダーとでは資産運用に差が出てきます

これは漠然とドル円のチャートや価格だけを見ていてもわからないことです。

なお太郎
視野を広くして相場を見るってことだぜ

米ドルがどの情報に影響されるか
わかるようになります

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FX取引についてつぶやいています
この記事でわかること

相関関係の意味がわかる
ドル円取引のやり方がわかる
どの指数・商品が相関関係なのかわかる
ドル円取引の注意点がわかる

そこで今回はドル円を取引する際に、チェックしておいた方がよいその他の商品、指数などを説明していきます。

ドル円との相関関係を知ることでドルが強いのか、弱いのかを知ることができ、取引に活用できます。

目次

相関関係とは?

相関関係とは

二つのものが密接にかかわり合う
一方が変化すれば、他方も変化する

ことを言います。この相関関係には、三つの種類があります。

正の相関関係

これは、例えばドル円の価格が上昇した時、豪ドル円の価格も上昇するという風に、同じ動きをする事を正の相関関係と言います。

負の相関関係(逆相関)

これは、例えばドル円の価格が上昇した時、ユーロドルの価格は下落する、という風に、逆の動きをする事を言います。逆相関とも呼ばれます。

相関無し(無相関)

これは、ドル円が上昇しても別段反応するわけではなく、その通貨のみの事情で価格が動いている状態のことを言います。ドル円とは無関係に動きます。これを相関無し、または無相関と言います。

相関関係の意味が分かってきたところで実際に、ドル円とかかわり合いのある他の商品、指数にはどんなものがあるかを見ていきます。

2021年2月14日に追記~こちらの動画でもご覧いただけます。チャンネル登録↓↓↓↓

追記終わり

ダウ工業株30種平均

ダウニューヨークダウとも呼ばれています。ウォール・ストリート・ジャーナルを発行するアメリカのダウジョーンズ社が算出・発表しているアメリカを代表する株価指数です。

ニューヨーク証券取引所、ナスダック市場に上場している30銘柄を対象に算出しています。この30銘柄は、時代の流れに合わせて入れ替えが行われます。

算出方法は、ダウ式修正平均という方法で、銘柄入れ替えや権利落ちなどがあっても、過去との連続性が失われないように修正が加えられています

ドル円との相関関係
正の相関関係

ダウ、ニューヨークダウは日本でいえば日経225にあたります。そして、ドル円と同じような動きになることが多いです。

ですので、ダウが上昇していてドル円も上昇しているとドルが強いという判断をすることができます

ゴールド(金)

ゴールドもドル円をトレードする際には、見ておきたい商品の一つです。

ゴールドの価値は変わらない、という事をよく言われますが、実際はゴールドも取引されているので価格はその時々で変化しています。ゴールドも立派な投資商品です。

ドル円との相関関係
負の相関関係

ドル円とゴールドの関係性は、負の相関関係(逆相関)になることが多いです。

ですのでドル円が上昇していて、ゴールドも上昇していたとすると、どちらが強いのかわかりにくくなります。そういった場合はニューヨークダウなどを見て相対的にドルが強いのか、弱いのかといった判断をすることができます。

ニューヨークダウ、ゴールドはMT4という取引プラットフォームを使っているFX会社に口座を開設すると、取引することができます。

MT4を使ってみたいという方は、こちらを参考にしてください。

また当ブログではMT4を使った『週間チャート分析限定版』という記事を掲載しています。これは、毎週末に次週の為替相場の動きを分析している記事です。

以前は、一般公開していましたが、記事のバージョンアップに伴い、無料会員登録した方が読むことができる記事になりました。

チャート分析が苦手、MT4は使っているけど、いまいち使い方が分からない。MT4は聞いたことあるけど、まだ使ったことはない。という方は、無料登録してみるのもありですね。チャート分析の基礎が身につくと思います。さらに、資産運用方法についても具体的に書いています

詳しい無料登録方法はこちら

また、以前の『週間チャート分析』記事と、現在の『週間チャート分析限定版』との違いを知りたい方はこちらを参考にしてください。

ドルインデックス(ドル指数)

ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する米ドルの為替レートを数値化したものです。

連邦準備制度理事会(FRB)、ニューヨーク証券取引所(NYBOT)、大手金融機関などが算出しています。

その中でも『NYBOT(正式名:ICE Futures U.S.のドル指数』が注目されます。

一般にドル指数はユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど、複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標です。

個別の一通貨のみの為替レートよりも正確に世界経済における米ドルの価値(強弱)を見ることができます。

ドル円との相関関係
正の相関関係

例えばドル円が上昇していて、ドルインデックスも上昇しているとドルが強いと判断できます。

相関関係をチャートで確認

ニューヨークダウ・ドル円・ゴールドを実際のチャートで見てみましょう。

全て1時間足チャートです。見比べてみると、ドルに対して正の相関関係であるニューヨークダウと、ドル円のチャートは似ていますよね。

ゴールドのみが、逆の動きをしています。このような状態は、正常であるといえます。言い換えると、相関関係になっているということです。

こういった場合は、テクニカルが効きやすい相場になります。

ドル円の相関関係まとめ

ドル円を取引するときは3つの指標・商品もチェック
ニューヨークダウは正の相関関係
ゴールドは負の相関関係
ドルインデックスは正の相関関係
相関関係が正常だと、テクニカル分析が効きやすい

これと似たやり方に、通貨同士の強弱を見分ける方法もあります。あわせて読むことで、より一層為替相場が理解できます。

あわせて読みたい 【FX】通貨の強弱を知って、利益が出る通貨ペアを探そう【必見!】

 

為替のみ、またはドル円のみを見ていただけでは、気づかないことがありましたね。相場がどちらの方向にいくのか迷っている、またはあなたご自身がFX取引に対して迷った場合、この相関関係を思い出して、取引に活用してみてください。

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