こんにちは、ナオトです。
FXと将棋が似てる?どこが似てるの?FXに関係ある?こういった意見が出てきそうです・・・
今回はFXと将棋の共通点と、将棋を覚えればFX取引で勝てるようになるヒントを説明していきます。読み終わる頃には「なるほど、そういうことか」と思うはずです。
fa-check-square将棋を知らない方に、簡単に説明しておくと
- 将棋盤と呼ばれる、盤上で争う1対1のボードゲーム
- 将棋盤は9×9マスになっている
- 8種類の駒を使って対戦し、最終的に『王将』という駒を先に取ったほうが勝つゲーム
- 駒には強さのランクがある
将棋のイメージは戦国時代の武士の戦い、といった感じです。
fa-checkエントリーを待ちきれない人
fa-check損切ができない人
fa-checkマイルールを持っていない人
fa-checkポジポジ病の人
fa-checkトレードノートを書いていない人
上記項目を見たときに、あなたはいくつ当てはまりますか?
当てはまる項目があった方は、将棋を覚えましょう。改善策が見つかるはずです。
目次
将棋を覚えるべき理由とは?
結論から言うと
fa-buyselladsFXも将棋も究極の心理戦
なるほど、とうなづく人もいるかもですね。
FX取引も将棋も心理戦なのですがこれは、逆説的に言うと心理戦をしてはいけないということです。
そのために、以下で将棋とFX取引の共通項を知って、将棋で学んでみてください。
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優位性のあるポジションを探す
FX取引する場合、優位性のあるポイントでエントリーした方がより利益を出しやすいですよね。買いと売りの勢力のどちらが強いのかということを考え、価格やチャートを見ていると思います。
もしくは東京時間、欧州時間、ニューヨーク時間といった市場ごとに分析して、その時間に合った手法で取引しているトレーダーもいます。
優位性を探す方法は各トレーダーで様々ですが、目的は同じです。優位性のあるポイントを見つけて、利益を出す。これに尽きると思います。
将棋の考え方も一緒です。対戦相手より優位な状況を作ろうと、相手の様子をうかがいながら考えます。これは、チャートや価格を見ていつエントリーしようか考えているトレーダーと一緒ですね。
将棋は、先に『王将』を取られた方が負けなので、なおさら相手より有利な態勢を取りたいと考えます。
FX・将棋もサイクル(周期)がある
これは、ただ単に駒を動かす順番という意味ではありません。将棋ゲームを進めていく過程で
fa-check-circle 序盤戦
お互いに、王将が取られないように、他の駒で王将を守る形を作る期間です。
この序盤の態勢づくりが後々に影響を与えてきます。相手がどういった戦法で攻めてくるかを考慮しながら、優位な状況を作ることに専念する期間です。
fa-check-circle 中盤戦
相手との駒の取り合いが始まります。将棋のイメージは戦国時代の武士の戦いといいましたが、この中盤戦がまさに戦の始まりです。
そして、この攻防で相手と自分ではどちらが優位なのかが段々見えてきます。
fa-check-circle 終盤戦
戦いの決着がそろそろわかってきたという期間です。ゲームをしているお互いは、ある程度どちらが勝つかわかっている状況です。
将棋には、こういったサイクルがありますが、FXに当てはめてみるとチャートには波形のサイクルがあるという事です。
上昇⇒レンジ⇒下降といった感じです。
チャートのサイクルについて知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。
こういったサイクルがあるので、FX取引でエントリーする場合はあせらずに、現在のチャートの形や価格がどういう状況かを把握することが大切です。将棋も焦った人のほうがたいがいは負けてしまいます。
fa-bullhorn将棋に興味を持ったかたは本、マンガ本などで覚えてみるのもありです
FXはチャートパターン・将棋は囲い
FX取引で、買いや売りを判断する基準で、チャートパターンや分析ツールの形状から判断する方も多いと思います。
買いのサインであればダブルボトムや逆三尊、ゴールデンクロスやオシレーター系の売られ過ぎサインなど。売りのサインであれば、ダブルトップや三尊天井、デッドクロスやオシレーター系の買われ過ぎサインなど・・・
こういったチャートパターンや分析ツールを使って売買を判断するとき、一つのサインだけでエントリーするのは危険ですよね。
ローソクの動きや相場の全体的な流れ、ファンダメンタルズ的なこと、他通貨との強弱などを考慮しながらエントリーポイントを決定されているかと思います。
将棋にもパターン(定石といいます)があります。相手の王将を取りに行くときの攻めのパターンを戦法と言い、逆に、王将を取られないようにする守りのパターンを囲い、と言います。
相手がAという攻め方をしてきたときはBの守り方をして、相手がCという守り方をしたときはDという攻め方をする。といった具合です。そしてその状況は一手先、二手先、五手先を盤上から読み取っていきます。これは相場を分析するのと非常に似ています。
fa-check要は心理戦です。
さらに付け加えると、FXトレーダーは過去チャートを分析して、チャートパターンなどを覚えたり新しい手法がないか研究しますよね。
将棋には、互いの対局者が行った手を順番に記入した記録用紙を残しますが、これを棋譜(きふ)と言います。ご自身のトレード記録と同じ意味です。
fa-check棋士はこの棋譜をほぼ覚えています。
FXで自分自身のトレードを振り返って分析するにはトレードノートがないとできない作業です。トレードノートを付けていない方は、この機会に試してみるのもありですよ。書き方が分からないという方はこちらを参考にしてみてください。
資金管理と時間管理
FX取引で重要な項目に資金管理があります。将棋には資金管理はないですが、時間管理というものがあります。
将棋には『持ち時間』という、いわゆる時間制限があります。言われてみると確かに、時間制限がないと困ることがありますね。
どちらか一方がずっと考え込んでしまったら、いつまでも終わらないですよね。なので、将棋を指すときはこの時間管理も重要になります。
相手の王将を取るための戦略を考えつつ、考え過ぎて時間切れにならないよう時間にも気を配る。いやぁ、将棋もなかなか神経使いますね。
FXで資産運用するということに置き換えてみると、資金がなくなってしまったらゲームオーバーですよね。
そうならないために、トレードで利益を出すための戦略を考え、リスクリワードを考え、1回の取引で資金が無くならないようなLotを計算して取引する。これが重要ですね。
FXと将棋の共通点まとめ
fa-check-circle優位性のあるポジションを探す
fa-check-circle定期的なサイクルがある
fa-check-circleFX・将棋お互いにパターンがある
fa-check-circle自己管理能力が問われる
fa-check-square-o余談ですが、将棋では自分が相手に勝てないと分かった時点で「参った」と言って、実際には王将を取られていなくても、負けを認めて試合を終わらせることができます。勝てないと分かっているのに無駄な時間を使う必要はない。という事なんですかね。
普段、なかなか損切できない方も、負け戦は早めに「参った」したほうが時間と労力・そして大事な資金を無駄にしなくて済むのではないでしょうか。
将棋も、FXと同様にルールは簡単です。相手より先に、王将をとれば勝つゲームです。シンプルですが奥が深いゲームです。そして究極の心理ゲームでもあります。この将棋を覚えることによって、いままでとは違ったFX取引ができるのではないでしょうか。
fa-check-squareFXも大衆心理を読むゲームですから。