【FX初心者】IFD注文とは?自動で取引できる便利なやり方を覚えよう

B!

こんにちは、ナオトです。

FX取引の注文方法は、覚えると便利な注文方法が多いです。今回は、IFD(イフダン)注文について説明していきます。

忙しい方に向いてる
取引方法だよ

なお太郎
IFD注文を覚えて
取引の幅を広げようぜ

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FXに関することをつぶやいてるよ
この記事でわかること

IFD注文の意味がわかる
IFD注文の注文方法がわかる
IFD注文の注意点がわかる

IFD注文方法を理解するには『成行注文』・『指値・逆指値注文』・『OCO注文』を覚えてからのほうが、より一層理解が深まります。以下の記事で覚えることができますので、参考にしてみてください。

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目次

IFD注文とは?

IFD注文(If Done)とは、『もし~が実行されたら』という意味です。もし最初の注文が実行されたら次の注文が自動的に注文される便利な注文方法です。

新規注文と決済注文を予約して同時に出せる
新規注文が約定されると自動で決済注文が入る
指定した価格を注文するので、ある程度放置できる

チャートを見ているときに『この値段まで上がったら買いたいなぁ。それで、ここまで値段が上がったら決済したい』こういった場面がありますよね。けれども、チャートの動きを見ている感じでは、まだそこまで価格が動いていない。そうこうしているうちに、外出の時間であったり、寝る時間になってしまう。

こういった場合に、この値段まで上がったら買いたいなぁという新規注文と、ここまで値段が上がったら決済したいという決済注文予約して度に出せる優れた注文方法です。

例えば上の図のように、ドル円を105円まで上がったら①新規注文を出して、110円まで上がったら利益確定したいという②決済注文をあらかじめ予約して注文できます

そして、①105円の新規注文が約定されると②110円で決済という注文が自動的に注文されます。あらかじめ指定した価格を予約しているので、頻繁にチャートを確認する必要もなく、忙しい人におすすめの注文方法です。

IFD注文の注文方法

それでは実際のチャート画像を使って、IFD注文のやり方を説明していきます。使用するチャートは、世界中のトレーダーが愛用している『MT4』を利用します。扱う通貨の種類も豊富で、テクニカルツールもとても充実しています。そしてご自身に合わせたチャート設定が楽しめるというカスタマイズ性も備えています。

MT4を利用してみたい方は、こちらからインストールできます。詳しい説明もしてますので、参照してみてください。

参照超簡単!MT4セットアップ方法【インストール&ログイン】

MT4は、すべてのFX会社で利用できるわけではありません。MT4を使っているFX会社に口座を開設する必要があります。当ブログで使っているFX会社から口座開設すると無料でこのMT4が利用できます。リアルFX取引口座を開設する

ドル円のチャート画像です。例えば、買いエントリーを考えたとします。そしてピンク色のラインに沿って価格は動くと判断したとします。

現在価格は110.414ですが、もう少し上昇がはっきりしてから買いのエントリーをしたいと考えたとします。そして、利益確定はピンク色のラインの少し下くらいで決済を考えたとします。

①チャート画面左上にある緑色枠内部分の『新規注文』をクリックします。クリックすると、以下の画像が出てきます。

②赤色枠内部分で通貨ペア・数量・注文種別(指値注文にします)・決済指値(今回は111.500とします)を選択・入力していきます。緑色枠内の決済指値(T/P)は、利益を確定させたい価格を入力します。

③青色枠内部分で注文種別(Buy Stopにします)・価格(新規注文、今回は111.000とします)・有効期限(任意で選択)を選択・入力していきます。

価格は新規注文のことなので、ここまで上がったら買いたい、という希望する価格を指定します。今回は111円まで価格が上昇したら買いの新規注文が約定するように設定しました。

最後に、オレンジ枠内部分の『発注』ボタンを押せば、IFD注文が予約されます。

Buy Stop』の意味

注文種別』の種類と意味の一覧です。MT4注文では用語の意味が分かっていないと、間違った注文になってしまいます。慣れるまでは、この表を見て注文してみましょう。

それではIFD注文ができたかどうか、チャートで確認してみましょう。

チャート上に緑色・赤色の点線で表示されていますね。これが表示されていれば、IFD注文は予約されています。

緑色の点線の位置が新規注文(111.000)、赤色の点線位置が決済注文(111.500)です。

今回は、価格がピンク色のラインに沿って上昇するという判断基準でIFD注文のやりかたを説明しました。このようにFX取引では、テクニカル分析をおこなうことが重要になります。

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IFD注文の注意点

IFD注文の注意点としては、以下の3項目が挙げられます。

指定した価格にならなければ取引はできない
新規注文が約定しても決済注文が約定されない場合がある
含み損になった場合の対応は遅れる

そもそも論ですが、希望する為替レートに価格が到達しなければ、注文はされません。今回の例でいうと111円に新規注文を予約しましたが、111円に価格がこないで下落してしまう可能性もありますよね。

同様に、新規注文は約定されたとしても、希望する決済価格まで為替レートが到達しなければ、決済注文は約定されません。今回の例でいうと、111円には価格が到達したので、新規注文は約定されたけれど、111.200くらいの位置で価格が止まっているといった場合は、決済価格を111.500にしているので当然ながら決済注文は入らない。ということです。

なお太郎
テクニカル分析も勉強しといた方がいいぜ

IFD注文の弱点としては、新規注文は約定したけれども決済注文は入らずに、思惑が外れて含み損になるケースです。含み損になった場合は、含み益に戻るまで待つか、損切するかといった判断をして、手動で注文をしなければいけないことです。

ですので、あまりチャートに張り付く必要はないといいましたが、一日に数回程度は価格、チャートはチェックした方が無難です。

IFD注文のまとめ

新規注文と決済注文が同時に予約できる
新規注文が約定されたら決済注文は自動で決済される
新規注文が約定されない場合もある
決済注文が約定されない場合もある
含み損の場合は手動で判断する

IFD注文方法についてまとめてみました。

FX取引には、様々な注文方法があるので、ご自身の取引スタイルや生活スタイルに合わせて活用するようにしましょう。

 

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