こんにちは、ナオトです。
FX取引の注文方法には、自分が希望する価格を指定して取引できるものが多いです。その中のひとつである逆指値注文を説明していきます。
FXに関することを発信してます
注文方法の記事を読むのが初めての方は、最初に『成行注文』『指値注文』を理解してからのほうが、逆指値注文方法のやり方がすぐにわかるようになります。
関連記事【FX初心者】成行注文とは?基本になる注文方法をわかりやすく解説
関連記事【FX初心者】指値注文を覚えて有利な取引で利益を稼ぐ方法とは?
fa-check逆指値注文の意味がわかる
fa-check逆指値注文のやり方がわかる
fa-check逆指値注文の注意点がわかる
逆指値注文は『ストップ注文』とも呼ばれています。いったい何がストップなのでしょうか?逆指値注文を理解しようとするとき、指値注文と比較しながら覚えると理解しやすいです。とはいえ、いくつもある注文方法を覚えるのは、最初は大変です。そこで今回は指値注文と比較しつつ、それぞれの注文方法の違いや、注文方法のやり方を説明していきます。
目次
逆指値注文とは?
逆指値注文も、指値注文同様に指定した希望価格になった場合、自動的に注文が成立します。
fa-buysellads指値注文⇒新規注文・利益確定注文に使う
fa-buysellads逆指値注文⇒決済注文・損切確定注文に使う
簡単に言うと逆指値注文は、すでに保有しているポジションを決済するための注文であり、損失を確定させるための注文でもある、ということです。とはいえ、損失を確定させるために注文を出しておくのは嫌ですよね?
fa-checkそれではなぜ、逆指値注文を出しておいたほうがよいのか?
fa-buysellads損失を限定させるため
FX取引は、勝つときもあれば負けるときもあります。ですので、損切しなければいけないときが必ずあります。この損切が手遅れになると、資金を大幅に失ってしまうということも考えられます。余計なリスクを回避するために、逆指値注文を有効的に活用しましょう。『ストップ注文』と呼ばれる意味は、損失をストップさせるという意味なんですね。
逆指値注文の注文方法
チャート画像を使って、逆指値注文のやり方を説明していきます。利用するチャートは、世界中の投資家が使っている『MT4』チャートです。MT4チャートはカスタイマイズ性に優れていて、操作もしやすい取引プラットフォームです。指値・逆指値注文はもちろんのこと、他の注文方法も使え、多様なFX取引に対応しています。MT4チャートを利用して取引してみたい方は、こちらを参考にしてみてください。
参考超簡単!MT4セットアップ方法【インストール&ログイン】
ユーロ・ドル(EUR/USD)のチャートです。すでに『売り』でエントリーしていて、ポジションを保有中です。エントリー価格は1.07000です。緑色の点線がエントリーした価格の位置になります。チャート上で保有しているポジションがわかるので、MT4はとても便利ですね。
逆指値注文は、損失を限定させるためにする注文方法でしたね。なので今回の場合、売りエントリーですので緑色の点線(1.07000)より上の位置に逆指値注文を設定します。
ピンク色丸部分の箇所で売りエントリーしています。
テクニカル分析を少しすると、白い横線を価格が上回ってくるとそのまま上昇しそうな気配です。なので、白い横線の少し上あたり、価格でいうと1.08000に逆指値注文をだすことにします。
fa-check手順1
①緑色の点線の上にマウスを合わせます。緑色の点線上であればどこでも大丈夫です。
fa-check手順2
②緑色の点線にマウスを合わせ、そのまま逆指値価格である1.08000にドラッグアンドドロップします。逆指値注文が完了するとチャート上に赤色の点線で表示されます。
これだけで、逆指値注文は終了です。簡単でしたね。
テクニカル分析が重要になります
チャート分析を覚えてみるのもありだな
このように、テクニカル分析ができると、逆指値注文をどこに設定すればよいかわかってきます。ですので、テクニカル分析がFX取引には欠かせません。
当ブログでは、毎週末に翌週の為替相場の動きを分析している『週間チャート分析限定版』という記事を連載しています。テクニカル分析を覚えたい方、勉強中の方は参考にしてみてください。無料登録すると『週間チャート分析限定版』が読めるようになります。
詳しい無料登録方法を知りたい方はこちら
週間チャート分析限定版の内容が知りたい方はこちらを参考にしてください。
参考【FX】週間チャート分析・限定記事【体験版】【2020・1/6~1/10】
逆指値注文の注意点
逆指値注文に関しての注意点としては、主に以下の2つです。
fa-check損切貧乏になる可能性がある
fa-checkローソクのヒゲで価格が到達
損切貧乏になるというのは、逆指値注文はリスクを限定させる重要な役割になっています。しかし、何も考えずにエントリー価格から近いところに逆指値注文を設定していると、少しの押し目・戻り目ですぐに損切になってしまいます。
もうひとつの注意点として、チャートを見ることができない状態ですので、エントリーした方向は合っていたとしても、価格の一瞬の急な上下動で逆指値注文が約定されてしまう。といったことがあげられます。
後で見るとローソク足のヒゲ部分で約定していた、ということもあります。ただし、これに関してはチャートを見ていない以上どうすることもできません。気持ちを切り替えることが大切です。
逆指値注文のまとめ
fa-check-circle指定した価格になると自動的に注文される
fa-check-circle逆指値注文は、決済注文に使われる
fa-check-circle逆指値注文は損失を確定させる注文方法
fa-check-circle逆指値注文は損失を限定させるために使う
FX取引の注文方法にはいろいろな種類があります。他の注文方法はこちらの記事で説明しています。