FXを攻略するトレードノート活用法【すべてを可視化せよ!】

B!

こんにちは、ナオトです。

トレードノートにご自身の取引を記録していますか?

もしも、トレードノートを付けていないのであれば、これからはトレードノートを書くことをおすすめします。

なぜトレードノートが必要なのか、トレードノートに記録しておくべきこと、書き方などについて説明していきます。

 

結論を先に言うけど、自分自身のデータを取って
客観的に分析するためにノートを付ける

 

なお太郎
そしてもうひとつは、
損益率を上げるためだぜ

データがないと分析できないし、
損益率を上げる方法も見つからない

なお太郎
そういうことだな

Twitter:ナオト(@fpnaoto_fxtrade
FXについてつぶやいてます

 

こんな疑問を解決

なんでトレードノート付けた方がいいの?
そもそも書き方がわからない
一応書いたけど、そのあとは?

こういったトレーダーの方に向けて活用法をまとめました。

トレードのデータ化と聞くとむずかしく感じるかもですが、むずかしい事はなく、取引した際の記録を書いておき客観的に自身のトレードを見直して、改善点を探すことが目的になります。

データ化するための手段がトレードノートをつけることです。

トレードノートの活用法を動画でもご覧になれます。

 

目次

トレードノートのメリット

 

客観的に数値化して把握
ポジポジ病の防止

あなたが行っている普段の取引内容を、客観的に数値化して把握できるのが最大のメリットです。

負けてしまった取引であれば、何が原因だったのかを知ることができます。さらに、データが蓄積されることによりトレードルールを守っているか?というチェックにもなります。

トレードノートを書くのが大変と感じる方は、取引回数を減らしてトレードノートを書き終わるまでは、次のトレードをしないようにするのが効果的です。

本人は特に意識していないかもしれませんが、意外とポジポジ病になっているかもしれません。トレードノートを書くことでポジポジ病の予防にもなります。


トレードノート記載項目

  • トレード番号~トレード番号を付けます。のちほどこの番号は使うことになります。
  • 日付~日付を記入
  • 取引通貨~通貨を記入
  • エントリー区分~エントリーのポジションは買いなのか、売りなのかを記入
  • エントリー価格~エントリーしたときの価格を記入
  • イグジット価格~決済したときの価格を記入
  • 利確ポイント~想定している利確ポイントの価格を記入
  • 損切ポイント~想定している損切ポイントの価格を記入
  • エントリー時間~エントリーした時間を記入
  • イグジット時間~決済したときの時間を記入
  • Lot(枚数)~Lot(枚数)を記入
  • pips数~獲得したpips、または損失したpips数を記入
  • 損益~損益金額を記入
  • エントリー根拠~エントリー根拠を記入
  • イグジット根拠~決済した根拠を記入

これとは別にチャート画像をとっておきます。ここまでで1回の取引に対するデータが記録されました。エントリーした後は、記入できる項目を先に書いておくことをおすすめします。

トレードが終了した後にまとめて書いていく作業は効率が悪いです。記入できるところは記入しておきましょう。

そしてトレードを10~20回程度おこない、トレードを記録したら以下の項目もトレードノートに記入していきます。

  • トレード回数~トレード回数を記入
  • 勝ちトレード数~勝ったトレード回数を記入
  • 負けトレード数~負けたトレード回数を記入
  • 勝率~勝率を記入
  • 平均利益pips数~平均利益pips数を記入
  • 平均損失pips数~平均損失pips数を記入
  • 損益率~損益率=平均利益÷平均損失を記入。1以上あると損益はプラス。例)平均利益100pips、平均損失50pipsの場合100÷50=2。損益率は2になります。資産が増えているということになります。


トレードノートの作成例

 

ここではトレードノートの例を紹介します。

紙のノートに書いてもよいですし、パソコンなどで管理しても大丈夫です。

 

トレードノートの記載項目で挙げた項目が、一枚のシートに収まりましたね。これとは別に、チャート画像をとっておきます。

ここまでで、1回の取引に対するデータが記録されました。一度作っておけば、案外簡単に記入できます。取引するごとにシートに記入していきます。

そして赤枠にして示しているのがトレード番号の欄になります。

『トレードノートの記載項目』のところで少し触れましたが、チャート画像にも同じ番号をつけます。そうすることによりノートに記入した数字とチャート画像両方で分析できます。

トレードノートの活用法

 

せっかく書いたトレードノートも、うまく利用しなければ意味がないですよね。

しかし、この記事を読んでいるあなたは大丈夫です。少しづつ『戦略脳』が身についてきています。

結論から言うとトレードノートの作成例の中にある緑枠(重要と書いてある箇所)の損益率をいかに上げていくかがポイントです。

具体的な活用方法
数値化して見えてくるもの
チャート画像を添付する意味

ここからはトレードノートに書いた内容を、どのように活用していくのかを説明していきます。

数値化して見えてくること

段々データが集まってくると、あなたの“くせ”が見えてきます。

どの通貨をメインで取引しているのか、エントリーしている時間帯、平均損益、買いポジションが多いのか、売りポジションが多いのか、などが分かってきます。もちろん勝率もですね。

例えばドル円のロングが好きで、メイン通貨で取引していて勝率は70%あるとします。しかし、肝心の利益が出ていない・・・。

となると利小損大トレードをしていることになります。

逆にユーロ円・豪ドル円・ポンド円の3通貨のみでデータを見た場合、ショートポジションでエントリーしたとき勝率は50%ですがトータルで利益を出せているとします。

つまり、損益率が1以上あることを示しています

この場合あなたが取るべき戦略は、上記3通貨のショートエントリーのみでトレードする。ということがトレードノートのデータから見えてきます。

これは、わかりやすく伝えるための例ですが考え方は同じです。いろいろな角度からデータを分析すれば必ずトレードのクセがわかります。

そして、クセが分かれば無駄なエントリーを避けることにもつながります。

チャート画像を添付する意味

数字上のクセがわかった後はチャートを見直して実際のエントリーポイント、決済ポイントをチェックします。

改めて見ると、なんでこんなところでエントリーしたんだろう?とか、変なポイントで利確したなぁ、という経験はありませんか?

チャート画像でのチェックはエントリー根拠が正しかったのか、決済ポイントは良かったかなどを確認します。

あなたのトレードルールに従ってエントリーや決済ができていれば、仮に損切で終わったとしてもそんなに気にする必要はありません

問題は、負けるポイントがいつも同じようなチャート形状の場合です。これはデータを取り続けていればエントリーを避けられることができます。

苦手なところでエントリーする必要はないですからね。チャート画像を添付する意味は、どういった場所で負けているかを知ることです。

トレードノート活用法のまとめ

あなた自身を客観的にみるツール
損益率を上げることがポイント
トレードはデータで戦略的に攻略

トレードノートを作成するには、上記項目で挙げたデータが必要になってきますよね。このデータがすぐに把握でき、いろいろな角度からデータを集めることができるFX会社があります。

当ブログも利用しているFX会社です。

そして当ブログでは、毎週末に翌週からの為替相場を分析している『週間チャート分析』という記事を掲載していました。

この週間チャート分析記事は『週間チャート分析限定版』という無料会員限定記事になりました。

この記事では、チャート分析はもちろんですがトレードノートの有効的な使い方や、FX会社を使った効果的な運用方法なども掲載しています。

無料会員限定記事なので内容は濃い目です。無料登録すればどなたでも読むことができます。

チャート分析が苦手・FX取引が不安な方は『週間チャート分析限定版』を読んでコツをつかんでみてはどうでしょうか?

詳しい無料登録方法は、こちらを参考にしてください。

トレードノートはこれが正解というものはありません。あなた自身が把握できればよいので、いろいろなやり方を試してみてください。

トレードノートをつけるメリットはほかにもあります。こちらも参考にしてみてください。

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