こんにちは、ナオトです。
FX投資をこれから始めようと考えている方や、口座を開設したけれどどのくらいの資金から始めればよいのかわからず不安な方・迷っている方に向けて、取引に使う金額を決定するときに、参考にしておくべき項目を説明していきます。
どのくらいの投資金額が必要?
大事なのは、余裕資金でやること
でもさぁ、一応の目安金額ってあるんじゃない?
説明していくから、しっかり読むんだぜ
fa-checkFX取引に必要な資金がわかる
fa-checkFX取引の取引単位がわかる
fa-checkFX取引の仕組みがわかる
最初から大きな資金を用意することはないですが、あまりに少なすぎると取引が成功したとしても、微々たる利益にしかならないのも事実としてあります。FX取引の仕組みを知ることが、どのくらいの資金で始めればよいのかを知る第一歩になります。
目次
FX取引に必要となる証拠金とは?
結論から言うと
fa-buysellads証拠金維持率200~300%が必要金額の目安
FX取引を始めるときの投資資金は、人それぞれです。生活環境も違えば、考え方も異なります。5万円程度から始めたいと思う方もいれば、100万・200万円と最初から大きな金額で投資したいと考える方もいます。しかし、金額の大小にかかわらず覚えておくべきことがあります。
余剰資金
FXだけでなく、投資をするのであれば、生活に支障の出ない範囲、つまり余剰資金でスタートするのが大前提です。
FXで資産運用するためには、精神的な余裕も必要になってきます。投資に一喜一憂しないためにも、余剰資金で始めることをオススメします。
証拠金
証拠金とは、一定額以上のお金を『担保』としてFX会社に預けて外貨取引を行うのがFX取引の基本的な仕組みです。
この証拠金の金額は、最低でも『総取引金額の4%以上』が必要となります。
たとえば、10万円分のFX取引をする場合は、10万円×4%=4000円が最低証拠金額となります。
つまり、4000円程度でFX取引自体は始められるわけですね。FXは少額投資できるのが魅力の一つです。
FX取引の通貨単位
FX取引には1万通貨、1000通貨といった具合に『通貨単位』という単位があります。
たとえば、通貨単位が1万通貨であった場合、ドルの取引単位は1万ドル、ユーロであれば1万ユーロが最低取引単位になります。ドルを取引しようとすると、仮に1ドル=100円とした場合は1万ドル(100万円)×4%=4万円の証拠金が必要になります。このとき、注意が必要なのは
fa-checkFX会社により、最低通貨単位が異なる
fa-check通貨ペアにより、最低通貨単位が異なる
この2点を考慮してFX会社、証券会社を選びましょう。とはいえ、ほとんどのFX会社は1万通貨単位での取引が多いです。なかには1000通貨単位からでも取引を始められるFX会社もあります。FX会社の通貨単位を比較したい方はこちらを参照してください。
参照記事FX会社比較
僕が利用しているFX会社はこちら
参照証券会社情報
証拠金維持率を保つための余裕資金
FX取引での証拠金は取引を継続していくうえで必要となってきます。これは、取引中の為替相場の変動により証拠金が『一定水準の維持率』を保てなくなった場合に強制的にロスカットされてしまうからです。
強制ロスカットとは、FX取引で一定水準以上の損失が出た場合に、強制的に決済されてしまう事を言います。強制ロスカットは投資家の資産を守る救済措置としてFX会社が設定しています。しかし強制ロスカットになるという事は損失が確定してしまうことを意味します。ある程度、資金に余裕を持たせることが必要です。ギリギリの証拠金では、多少の為替相場の変動でも強制ロスカットになりかねません。
この強制ロスカットを避けるために、証拠金を適正に維持するための目安が証拠金維持率になります。強制ロスカット・強制決済の設定は、各FX会社により異なりますが、多少の為替相場の価格変動でロスカットされないようにするためには『証拠金の200~300%が必要』とされています。
つまり、最低となる証拠金(4%)の2~3倍の資金を、FX会社の口座に預けておくことが重要になります。100万円くらいの総取引金額を考えている場合は4%の2~3倍の資金、つまり8~12万円が必要資金と考えられます。
まとめ
fa-check-circle取引に必要な資金の目安は証拠金の2~3倍
fa-check-circle証拠金・証拠金維持率を理解しておく
fa-check-circle取引には通貨単位がある
fa-check-circle強制ロスカットにならないように、余裕資金を口座に預けておく
いかがでしたか?
FXの魅力は低資金でスタートできるという事ですが、あまりにも少なすぎると強制ロスカットが待っている、ということになりますね。
何事も余裕がある方がうまくいくものです。ご自身の余裕のある範囲で資産運用していきましょう。